平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2009年6月28日

米国株は調整継続か、調整終了か?


米国株式市場は、3月の底値から、早期景気回復期待が膨らみ、
大きく上昇しました。

ダウ工業株平均(以下「ダウ」)は、6月11日に
直近高値の8874ドルをつけた後、少し調整しています。


しかし、ダウ輸送株指数(以下「輸送株指数」)は、ダウより1ヶ月も
早く高値をつけた後、調整していました。

現状の輸送株指数は、3000ドルから3500ドルの、
ボックス相場を形成してはいますが、高値からは、
14%程度の下げを既に示現しましたので、立派な調整局面です。

視点を変えれば、好調だったダウが、輸送株指数の調整に歩調を
合わせたと言えます。

米国では、一般的に5%下げれば、「相場は調整入りした」と言います。
ダウの場合、大体8430ドル近辺で、高値から5%の下げとなります。


その上、「相場が調整入りすると、平均的に10%程度下げる」
とも言われていますので、ダウは8000ドル割れが、平均的な
調整だと言えます。


6月24日発表された、ナスダックとニューヨーク証券取引所の、
6月15日時点での空売り残高は、それぞれ0.7%と1.3%
増加しています。

市場参加者は、ブル派が多いものの、しっかり
ショート・ポジションを建て、調整に備えている参加者もいたのです。


ダウは、一進一退を繰り返しながらも下げて、8000ドル割れするか
どうか、興味深いところです。


因みに、「20%調整すると、トレンドが転換した」とも言われています。
今回の米国株式市場の下げ相場は、調整局面なのかそれとも、
新たなトレンドになるのか…?


先行性のある輸送株指数を、横目で睨みながらシナリオを
構築すると、成功する確率は高くなると思います。

輸送株指数が、3000ドルを深く割り込むかどうかが、
ポイントだと思います。

蛇足ですが、筆者は下げる可能性が大きいのではないかと
考えています…。

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