平松雄二の 株と為替に勝つ!
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欧州信用危機小年表

2009年07月02日

日経平均は小休止へ


日経平均は、3月の安値から、わずか3ヶ月で、
4割以上も上昇しました。

「株式市場は、6ヶ月から9ヶ月先を読みながら動く」と、よく言われます。

そうだとすると、今年末には、世界各国の経済は、
劇的なV字回復することになります。
企業収益もしかりです。

とても喜ばしいことですが、本当でしょうか。

3月以降の、世界の株式市場を見ていると、
「100年に一度」と言われ続けていた、金融危機(恐慌)は、
各国政策当局者の口実で、米国金融機関と経営陣を救済するために、
「100年に一度」と言われただけで、実際は「ごく普通」の、
金融危機だったのではないかと、感じてしまう程です。

例えは良くないですが、大地震が発生した後は、しばらくの間、
余震が続くものですが…。

派遣切りや大幅な雇用調整、賃金の引き下げやボーナス・カット、
廃業する中小零細企業、販売商品の大幅値下げ、
身の回りには、デフレと景気悪化ばかりが目に付きます。


今回の、株式市場の急上昇は、

1
)金融市場の落ち着き
2)経済早期回復期待
3
)米国住宅市場の落ち着き
4
)なんでもありの非伝統的経済・財政・金融政策の実施
5
)中国経済の早期回復と中国株式市場の底打ち
6
)原油を筆頭に資源価格の再上昇
7)下げ過ぎの反動等

理由は数々挙げることができます

筆者は、今年の3月底値で、世界の株式市場は、かなり高い確率で、
大底を打ったものと考えています。
3月以降の株式市場の動きや、経済指標の改善等々を、
素直に受け止めれば、自然とそのような結論に達します。


株式市場で、「小回り3ヶ月」と言われます。
この3ヶ月で、3割も4割も上昇すれば、少し休むのは自然のリズムです。

日経平均も、1万円を回復しました。
日経平均のPER40倍は、少々割高のように感じます。
日経平均の1万円以上を買う投資家がいなければ、上昇は続きません。



調整するには、日柄調整値幅調整があります。

スピード違反の株式市場で、ブレーキを踏めば、日柄整理で、
7月一杯くらいは、方向感が出ないだろうと思います。

もし、ブレーキを踏んだ後に、ギアをバックに入れれば、
今のところ考えられるレベルは、せいぜい9000円程度までの、
押しがあるかどうかではないかと思います。

9000円辺りに、75日移動平均線が、位置しています。

押し目買いの意欲は、強いと感じます。

ただし、再度、新たな金融危機の側面に、スポット・ライトが当たる場合は、
深押しもあるかも知れません。

また、日本の政治も、頭の片隅に入れておきたいです。


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