平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2009年07月16日

ここまでの日米株式市場


今週の米国株式市場は、4週連続安の反動と、経済指標及び
金融機関の好決算で、下げ一服の小さなリバウンドになるだろうと
考えていました。

しかし、今のところ予想以上の大きな反発となりました。

筆者は、中短期での、米国株式市場の調整局面シナリオでしたが、
株価指数で見ると、過去1ヶ月の値幅調整は、想定より早いタイミングで、
殆んど終了した可能性が高くなっています。


S&P500指数は、930ポイント以上を回復しましたので、
一旦、値幅調整は終了したのではないでしょうか。
同様に、ダウも8500ドルを超えましたので、直近安値から5%超上昇しました。

但し、ダウ輸送株指数は、依然としてボックス圏の中間点に位置しており、
明確な方向は示していません。

そのため、直ちに上昇局面に入ったと言うには、時期尚早だと思います。


再度、S&P500指数が2〜3日中に、200日移動平均の879ポイントを
引け値で下回るようだと、調整は継続中になると考えます。

また、そうならない場合、調整局面は終了したらしいものの、
方向感の出ない、夏休み相場に入ることになるかも知れません。


当局に救済されるものと、考えていた金融グループのCITは、
早ければ、17日にも破産法適用申請をするとの報道がありました。

リーマン・ショック以降は、当局の考えは「なんでもあり」と思っていましたが、
そうでないこともありました。

財務省高官によると、「CITの破綻が、市場と中小企業に与える影響は、
それほど破壊的ではない」とのことで、破綻処理が粛々と進むのでしょう。

本当に影響は、それほど大きくないのか、興味深く見守って行きましょう。

それにしても、相対的に冴えない日本株市場です。
政治のゴタゴタも大きな要因でしょうが、株式市場は梅雨明けもせずに、
上値の重い展開です。

米国株上昇で、金価格や原油価格も上昇、資源国通貨も強いです。

円高は一服してはいますが、輸出企業の想定レートを下回ったままです。
このレベルの滞留時間が長ければ長いほど、収益に与える影響が
大きくなるのは想像に難くないです。

週足の日経平均は、テクニカル的に要警戒のサインが点灯し始めています。
日経平均先物で一時9020円を付けたので、少々達成感はあるのかと
考えていましたが…。

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