平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2009年07月24日

相場は相場に聞け


筆者は、米国株式市場について、6月以降調整するだろうと思い、
ダウで8000ドル割れの水準(高値から10%程度の下げ)を
想定していました。

また、10%以上の深押しの可能性については、
8000ドルを割れたときに、考えようと思っていました。

実際は、7月第2週に8100ドルを割ったところで下げ止まりました。
それまで4週間連続で調整してきていましたので、
7月第3週は、下げ一服で少しのリバウンドを想定していました。


ところが、その後相場は一貫して上昇。
主要3指数はすべて、年初来高値を更新しました。
ナスダックに至っては、17年振りの12連騰です。


1971年にナスダック指数算出以来、10連騰以上は67回も出現しています。
ナスダック市場38年の歴史で、67回ですから、
平均的に1年に1回以上はあると言う計算になります。


1年に1回は年中行事です。

10連騰と言うのは、過去2週間にわたり既に上昇してきており、
その後1ヶ月程度の期間で見ると、相対的に良いパフォーマンス
なるはずです。

しかし、10連騰することが、その後、特別に大きな上昇相場を
保障しないことは、過去のデータが物語っています。


しかし、データは過去のもので、過去は過去です。
果たして今回はどうでしょうか。

なんと17年振りです。

2000年以前のITバブル相場でも出現しなかった12連騰です。
今後さらに上昇して本格的なサマー・ラリーがあるのでしょうか。

ダウ輸送株指数が、昨日高値3520ドルをつけ、
引け値3506ドルで、ボックス圏を抜けました。

最古のテクニカル理論のダウ理論では、強気相場入りです。
2007年後半に弱気相場に入っていましたから、2年振りの転換です。

ダウ理論は、目標価格や期間等を示すものではありませんが、
強気転換しましたので、今後調整しても、
浅い調整になることが予想されます。
トレンド転換すればその限りではありません。

筆者は、3月に株式市場は大底を打った可能性が、
極めて高いと申し上げていますが、5〜10%程度の調整は、
相場の変動の範囲だと思います。

今回は、ドル円チャートや日米株式チャートで、
三尊崩しが多く出現しているのも、興味深いところです。

新たなトレンドが出るのか、ボックス圏を形成するのか、
「騙し」の崩しなのか(この可能性はほとんど無いと思いますが…)、
基本に立ち返って考えてみる時期です。


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