平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2009年07年26日

来週の米国株市場と日本


先週末までに、S&P500指数採用銘柄のうち、
181社が決算発表済みです。

これまでのところ、第2四半期業績は、
事前のアナリスト予想の平均値-36%を大きく上回る-26%です。
アナリスト予想は、少々警戒し過ぎだったようです。

今週以降も決算発表は続きますが、予想を上回る実績でも、
市場に与えるインパクトは、徐々に小さくなると考えられます。

ナスダックの破竹の連騰は、木曜日までの12で終わりましたが、
市場のセンチメントは上向きです。

先週木曜日引け後に発表のあった、マイクロソフトやアメックスの決算が
良くなかったものの、ダウS&P500指数は結局プラスで引けました。

市場は強気ムードの中、残りの決算発表、経済指標、
国債入札が、変動要因になりそうです。


経済指標は、27日新築住宅販売6月分(少し改善予想)、
28日S&Pケースシラー住宅価格指数(少し改善予想)、
消費者心理7月分(少し悪化予想)、29日耐久財受注(少し悪化予想)、
その他シカゴPMIGDP等々数多く発表されます。


国債の入札は、規模から考えると、確かに懸念材料ではありますが、
過去の例から推測すると、大量購入する中国のバックアップもあり、
結果的には成功裏に終わるのではないでしょうか。

米国株式市場は、4週間の小幅の調整を終え、
記録的な上昇相場を演じています。

現在のところ、参加者は「最悪期は脱した」と、確信を強めていて、
良くないニュースには注意を払わず、良い側面にスポットライトを当てています。


米国最古のテクニカル分析である、ダウ理論では、
先週強気相場入りしています。

ナスダックは、17年振りの12連騰を記録しています。
株式市場は、9.11事件のようなことがない限り、
直ちに調整局面に入ったり、弱気相場に入ったりすることはないとしても、
毎日上昇し続ける相場はありません。

今回の上昇局面の契機となった好決算ですが、
忘れてはいけないのは、人員削減や在庫圧縮等のコストカットが
大きな要因であり、基本中の基本である、
売上げ増に伴う好決算ではありません。

経済指標も含め、色々なものがリーマン・ショック前に戻りつつあります。
為替相場と株式相場はまだですが…。
そろそろ、VIX指数を片目で注意して見る時期になってきた感じがします。

よく下がりました。

日本では、30日の鉱工業生産指数6月分(少し悪化予想)と、
31日のCPIが要注意です。

毎度のことですが、日本株が自発的に動くのではなく、
米国株やアジア株の動きに左右されます。

米国が上昇するときはその巾の8割程度上昇し、
下げるときは同じかそれ以上に下げます。

不甲斐ないですが、現状です。


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