平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2009年09月17日

今週の株式相場の途中経過


米国株式相場は、とにかく強いです。
下げる気配はまったくありません。
疲れを知らないマラソン・ランナーのように、
ひたすらリーマン・ショック以前のレベルを追いかけています。

筆者の「今週の一本勝負」は、米国株式市場の見通しで、
2週連続完膚なきまでに外れそうです。

米国の主要株式指数は、今週に入り既に2%前後の上昇を記録しています。
現金やMMFのポジション等、潤沢な投資待機資金を燃料に、
次々と節目を突破しています。

ドル安になれば、グローバル展開している、米国の大企業の業績は、
さらに良くなると考えられています。

発表された経済指標も全般的にとても好調です。
事前予想を上回るものが多いです。

日本では、新内閣の顔ぶれも決まり、新財務大臣の発言で、
一時円高になりました。

ドル円相場は、90円10銭〜20銭のところで、2度高値をつけて、
90円割れに強い抵抗を示しています。

オプション玉もあり、ここはいったん止まるところのようです。


1)発表された経済指標


<米国>

項目              実数      予想     前月/前週/前期
8月小売売上        +2.7%      +1.9%       -0.1%
8月PPI            +1.7%     +0.8%        -0.9%
8月CPI            +0.4%     +0.3%       ±0.0%
8月鉱工業生産指数    +0.8%      +0.7%       +0.5%

(出所:ヤフー)

小売売上は、予想通り自動車販売の好調さが全体を押し上げました。
しかし、自動車を除いた数字も+1.1%とかなり良いものです。
新車を買った人が、ガソリンを入れ、ドライブに出かけて、
買い物をしたと考えられます。

しかし、7月が-0.1%から-0.2%と下方修正されています。
また、家具と建築資材は振るいませんでした。

9月5日号で説明したように、非課税休日が8月にずれたことも、
小売売上を押し上げる要因になったと考えられます。

PPIと、CPIは、金融政策の変更を示唆する内容ではなく、
市場にインパクトはありませんでした。

鉱工業生産が好調だったことで、株式市場ではアクセルを踏み込みました。

前日のバーナンキFRB議長の、
リセッション終了」宣言を裏付ける形となりました。


2)株式市場のパフォーマンス途中経過


<米国>

今週水曜日までの引け値ベースで、ダウは186ドル高(+1.9%)、
ナスダックは52ポイント高(+2.5%)、S&P500は26ポイント高(+2.5%)です。

絶好調です。

ダウ輸送株指数は40ドル高(+1.0%)と上昇が鈍いのが注目です。


昨日はダウが3桁の上昇を示したにもかかわらず、
輸送株ザラ場で高値を更新した後に、下げて前日比マイナスで引けました。

面白い動きです。

<日本>

日経平均は前週末比で、昨日水曜日引け値で-174円です。
米国とは好対照です。

筆者の「今週の一本勝負」は、日本株市場では、今のところOKのようです。

自己資本規制強化の観測がある銀行株が足を引っ張っています。
円高ですが、ハイテク株や電機株は健闘していると思います。

その上、亀井郵政問題金融担当大臣の「モラトリアム」発言もあり、
銀行株のパフォーマンスは今後も良くなさそうです。

<中国>


上海市場は、節目の3000ポイントを抜きました。

ボラタイル(上下動の激しい)な動きが続きそうです。
当面は2700〜3000ポイントと見ていれば良いのではないでしょうか。


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