平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2009年11月04日

バーリントン・ノーザン・サンタフェ


著名投資家のウォーレン・バフェット氏が経営する、
投資会社バークシャー・ハサウェイで過去最大の案件となる、
鉄道会社大手のバーリントン・ノーザン・サンタフェの
買収に合意したと発表がありました。

報道によると、バフェット氏の「米経済の将来に
すべてを賭けた勝負」だそうです。

このニュースを受けて鉄道株は大きく上昇し、
ダウ輸送株指数は、前日比+190ドルで+5.28%の急騰となりました。

たとえ金融財政政策の支援が非常に大きいとしても、
米国は製造業を中心に堅調な経済指標が続いています。

しかし、株式市場はかなり好材料を織込んでいて、
上値が重く少し暗い雰囲気になっていました。

このタイミングで同氏が決断するのですから、
成功する確率が高いのでしょう。

少なくとも過去の投資は大成功していますので、
今回も…と考えるのは自然です。

また、市場に与えるアナウンスメント効果も絶大だと思います。

バフェット氏が企業買収する、株を買うのだから、
相場は下げない、米国経済は大丈夫だ、と連想が働き、
相場の方向が上向きになる可能性はあります。

筆者は、株式相場は調整すると考えていましたが、
慎重に見直す必要性が出てきました。

「独断と偏見」で見ると、高齢になってきたバフェット氏が、
後進のために優良な資産を残そうとして、
堅い鉄道会社を選別して買収したとも考えられます。

情緒的に米国経済の復活を希望して、輸送株に投資をしたとも思えます。

もしそうであれば、最大の投資案件は期待以上のリターンが
出ない可能性はあります。

その上、結果は直ぐに出ません。


自身の市場に対する影響度も考慮して、買収を決定したのですから、
米国経済が二番底に向かう可能性を
少しでも排除しようとする気持ちもあるのではないでしょうか。

うがった見方です。


相場は本当に難しいです。

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