平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2009年12月26日

来週の米国株式市場と日本株式市場(12月28日〜01月01日)


1)今週発表された経済指標等のまとめ


<米国>


項目                  実数       予想    前月/前週/前期
第3四半期GDP           +2.2%      +2.7%      +2.8%
11月中古住宅販売件数     654万戸     625万戸     610万戸
11月個人所得            +0.4%      +0.5%      +0.2%
11月個人消費支出         +0.5%      +0.6%      +0.7%
11月消費者心理指数        72.5        73.5       73.4
11月新築住宅販売件数     35.5万戸     44.0万戸    40.0万戸
11月耐久財受注          +0.2%       +0.5%     -0.6%
新規失業保険請求件数     45.2万件     47.0万件    48.0万件

(出所:ブルームバーグ

中古住宅販売件数は、住宅バブル期並みの大きさで
サプライズでしたが、新築住宅販売件数は、予想を下回るものでした。

住宅市場の完全な回復は、雇用増を待たなくてはならないようですが、
税控除の不透明さが住宅市場に与える影響は11月で終了しました。

新規失業保険請求件数は、マイナスの実数は大きいものの、
最悪期からは着実に改善しています。
市場は実数よりも、マイナス幅縮小に重点を置いています。

GDPは2度目の下方修正でした。
当初は+3.5%でしたから、都合-1.3%もの修正です。
速報値を知ることは重要ですが、それにしても大きな修正幅です。


金融政策や為替や株価等々が、
微妙なところで発表された大きめの良いGDP速報値でしたから、
その後の下方修正の恣意性が気になります。

うがった見方過ぎるかも知れません。



2)今週の株式相場展開


<米国>

クリスマス休暇で市場参加者は少なかったですが、
総じて良好な経済指標に支えられ堅調でした。

クリスマス・イブの半日立会日に、
サンタクロースが年初来高値更新の粋なギフトをくれました。

週間騰落率は、ダウで+1.85%、ナスダックで+3.35%、
S&P500で+2.18%、ダウ輸送株で+1.44%でした。

<日本>


為替の円高修正局面と、世界の株式市場への出遅れから、
日本株への見直しが入っています。

民主党政権に多少慣れてきたこと、デフレ宣言したこと、
日銀の金融緩和姿勢に変化が出てきたこと等々、
株式市場を取巻く環境は好転しています。

週間騰落率は、日経平均は+3.48%、TOPIXは+1.77%と、
掉尾の一振」となりました。

<中国>

2週間弱含む展開でしたがようやく下げ止まりました。
週間騰落率は+0.88%で小幅プラスでした。


3)来週の主な経済指標等


<米国>

日付    項目                   予想    前月/前週/前期

29日(火) 10月ケース・シラー住宅価格指数  NA       +0.3%
29日(火) 12月消費者信頼感指数        53.0       49.5
30日(水) 12月シカゴPMI              55.1       56.1
31日(木) 新規失業保険請求件数       46.5万件    45.2万件

(出所:ヤフーファイナンス)

いよいよクリスマスも終わり年末です。
発表予定の経済指標も少ないです。
経済指標で相場にインパクトはないものと考えます。

4)来週の株式相場動向


<米国>

来週の短期シナリオは、今週同様、このところ3週まったく同じ展開を考えます。

A)高値維持で、横ばい(±2%以内)
B)上昇して、高値更新する
C)ラリーの疲れで少し下げる(3%程度)が、調整(5%超)にはならない

それぞれの確率は、Aが45%、Bが45%、Cが10%と考えます。

<日本>

薄商いの中、堅調地合いを維持すると思います。
為替も開店休業だと思いますので、
株式相場にはニュートラルだと思います。

ドバイ・ギリシャ以外の財政・信用問題が出てきたり、
ドバイ・ギリシャにさらに悪いニュースが出てきたりして、
参加者の少ない相場で値が飛ぶときは、違った展開だと思います。

このことは米国でも同じです。

<中国>

節目の3000ポイントはきちんとキープできましたので、
建設的な週になるのではないかと思います。

バブルの懸念は今に始まったことではないです。
経済成長は来年も継続します。

4兆元の景気刺激の効果はまだ出てくるものと思います。


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