平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2010年01月14日

政治の貧困か歴史の必然か


小沢民主党幹事長の周辺に、東京地検の強制捜査が入りました。

情報が余りにも少ないので、うかつなことは言えませんが、
恐らく何かあるのでしょう。
地検としても振り上げた拳を、何もなしで下ろすことはないと思います。

「大民主党」で権勢を誇る小沢氏は、
「驕れる平家は久しからず…」となるのでしょうか、
今後、慎重な対応が求められそうです。

来年度の予算審議にも影響が出るかも知れません。
夏の参議院通常選挙で、民主党が目指す安定多数獲得が、
困難になることも予想されます。

現時点で、数々のシナリオを書くことは可能です。


<ワースト・シナリオ>

最悪ケースは、政治的な空白が生じ、予算が通過せず、
経済や国民生活に混乱状態が生じることです。

政界再編がなければ、次の総選挙まで、
安定した政権と与党は出現しません。

細川政権と同じような結末が待っているかも知れません。

海外要因を除いて考えて、そのようなケースでは、
金利は低位安定もしくは若干低下すると考えられます。
株価は少し調整。

為替は日本が買いにくいので、
円安方向になることが容易に想像できますが、果たしてそうなりますか。
相場はいつも逆に行くことが多いですから…。

極端な円高になれば、日本銀行の単独介入もあります。
株価は調整が大きくなる可能性も否定できません。


<ベスト・シナリオ>

ベスト・シナリオは、「政治と金」と言う古い体質から
脱却するチャンスと捉え、建設的な動きが出てくることです。

政界再編も安定する方向で、あるかも知れません。
安全保障等、水と油では連立を組むことに無理があります。

予算や経済政策・税制は日本の将来のため、
不人気なことでも推し進める体制ができる可能性もあります。

このシナリオでは、金利は低位安定もしくは少し上昇。
経済活動は上向きになり、国民は自信喪失状況から
抜け出すチャンスになるかも知れません。

少子化対策もきちんと長期間で取り組む政治になって欲しいです。
株価は当然上昇するでしょう。
為替は円高を克服する企業努力と収益で、
日本が買われる環境になると思います。

昨夏の総選挙で、国民は民主党を選びました。
鳩山氏の故人献金も10億円以上の子供手当ても国民は知っていました。
小沢氏の政治資金問題も知っていました。

それでも、民主党に投票したのですから、
できるだけベスト・シナリオに近い方向で現実が展開して欲しいと思います。

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