平松雄二の 株と為替に勝つ!
ホーム>過去のメルマガ>2010年03月17日
過去のメルマガ
2009年
2010年
チャートの小部屋
用語集
欧州信用危機小年表
まぐまぐ!過去のメルマガ
まぐまぐ!チャート

2010年03月17日

FOMC


今週のハイライトFOMCが終了し、金融政策は予想通りで、
変更はありませんでした。

声明文では、「異例の長期にわたり」ゼロ金利を継続すると、
前回と同じ言葉を使っています。

市場のコンセンサスでは、「異例の長期」のことを、
おおよそ向こう6ヶ月間と解釈しています。

その結果、FF金利は、今年第4四半期以降、
引き上げられる可能性があると読んでいます。

また、既にFRBから、何度も方針が伝えられていた、
1兆2500億ドル(約113兆円)のMBS(住宅ローン担保証券)と、
1750億ドル(約16兆円)の政府機関債の購入プログラムは、
予定通り3月末で終了することになりました。

前回同様、カンザスシティー連銀のホーニグ総裁は反対票を投じています。

FRBは、経済動向は引き続き回復していて、
雇用も安定していると見ています。
ただし、住宅市場については少し警戒的です。

楽観的な景気見通しにもかかわらず、
「異例の長期にわたる」ゼロ金利を解除しないことは、
言動が一致していないと感じます…。


株式相場


米国の株式相場は、ダウ以外の主要株価指数は高値を更新中です。

添付ファイルの downas100317 を参照して下さい。

ダウの高値更新は秒読み段階です。

ナスダックは既に高値更新しています。
ただし、強烈な上昇トレンドはだんだん角度が
緩慢になってきています。

現状では3本目の上昇トレンドラインで、
「新値は目をつぶって買う」戦略から、
冷静に「戻り売り」戦略に移行しているのではないかと思います。


次に、添付ファイルの sptran100317 を参照して下さい。
S&P500ダウ輸送株指数のチャートです。

言いたいことは、前述のナスダックと同じです。


最後に、添付ファイルの nikkei100317 を参照して下さい。

結論的には、なるべく早い時間で高値を更新しないと、
オレンジ色で示したように、変形三尊を形成しそうな雲行きです。

前回のヘッド&ショルダーズ(赤色)は、日銀のさらなる金融緩和と、
米国株高に支えられ、ネックラインで止まりました。

今回も、日銀の金融緩和が話題になっています。
理由は唯一デフレ対策です。

もし、市場が期待している、金融緩和が見送られれば、
少し下げがあるかも知れません。

下げても、とりあえずは、心理的な節目である、
10000円辺りで止まるとは思います。

ダウと日経平均が高値を更新していないのは興味深いです。

とくに、ダウはグローバル企業で構成されているので、
今のところ(今晩にも抜けるかも…)ダウが高値を抜けない理由は

1)海外での売上や収益が頭打ちになることの先取り?
2)海外での売上や収益が落込まなくても、それ以上の割合でドルが上昇して、
 ドル・ベースでの海外での売上や収益が伸び悩むことを先取り?

これらが考えられます。そうすると、FRBの利上げは近いのかも知れません。

ダウ以外の米国の株式指数は高値を更新していますので、
FRBの楽観論とは同じ歩調です…。

                    ページ・トップへ     ホームへ