平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2010年03月20日

来週の米国株相場と日本株相場(03月22日〜03月26日)


1)今週発表された経済指標等のまとめ


<米国>

添付ファイルの ecolendar100320 を参照して下さい。

FOMCのレポートは済んでいますので、割愛します。

経済指標は、失業保険請求件数を除き、
総じて株式相場や債券相場には、やさしい結果でした。

製造業回復の昨年からの流れに変化はありません。

PPICPIの両物価指数とも落着いて、FOMCの声明文を裏付けるものでした。

公定歩合の再引き上げはあっても、FF金利の引き上げは、
需要=個人消費のさらなる増大が見込めない間は、なさそうです。


2)今週の株式相場展開


<米国>

日中の値動き(上下幅・変動幅・変動率=ボラティリティー)が小さく、
ボリューム(出来高・商い)も少ない日が続いています。

このことで、相場には「過熱感」はないと判断している参加者は多いです。

週間騰落では、ダウが、117ドル高の+1.1%
ナスダックが、6ポイント高の+0.3%
S&P500が、9ポイント高の+0.9%
ダウ輸送株が、48ドル高の+1.1%でした。

先週まで、先駆して上げていたナスダックの上昇力が低下し、
ダウ平均に、勢いが付き高値を更新しました。

全体的に、じわじわと上昇している感じです。

しかし、金曜日はインドが利上げをしたことで、
米国株相場上昇に水を差した形になりました。

引き続きギリシャ問題は、すったもんだしています。

添付のチャート dowtech100320 を参照して下さい。

米国株は直ぐに調整が入るかどうか分かりませんが、
テクニカル指標は警戒水準にあるものが多いです。

RSIストキャスティクスボリンジャー・バンド等です

<日本>

週間騰落では、日経平均で73円高の+0.7%、
TOPIXで12ポイント高の+1.3%と上昇しました。

日銀の追加金融緩和も、政治の圧力の結果、すんなりと決定しました。

相場は、短期的な過熱感を指摘する向きもあり、
しっかりした動きでしたが、小休止になりました。
株式専門家風に言えば、「こじっかりした展開」でした。

日米株相場とも、変動幅が小さく、出来高が少ない傾向が続いています。

<中国>

上海総合指数の週間騰落は、54ポイント高の+1.8%と堅調でした。

しかし、週の半ばは3000ポイントを切る展開でしたが、
週末にはかろうじて3000ポイントを守りました。

人民元の切り上げの可能性と、
さらなる金融引締めの有無を見守る、「様子見」です。


3)来週発表予定の主な経済指標等


<米国>

添付ファイルの ecolendar100320 を参照して下さい。

住宅と雇用関係の指標が注目です。

もし、ミシガン大消費者心理指数確定値が、さらに悪化するようだと、
相場の下げ理由になる可能性があります。

しかし、米国の経済指標よりも、ギリシャ問題や新興国の「出口戦略」の方が
クローズ・アップされる可能性が高いのではないかと思います。


4)来週の株式相場動向


<米国>

経済の大きな流れが変化していないので、来週の週間シナリオは、
今週までと大差ありません。

相場は、短期間でかなり上昇したので、そろそろお休みと考えていますので、
A)ダウは10800ドル台以上の高値をつけた後、利益確定で下げの方が大きくなり、
 10500ドルを下回って週を終える
B)ダウは10800ドル台以上の高値をつけた後、すこしだれる。
 しかし、下げても今週の引け値10700ドル台はキープする
C)ひたすら上昇する。ダウで11000ドル以上を目指す展開

それぞれの確率は、Aが60%、Bが30%、Cが10%と考えます。

<日本>

経済指標や日銀金融政策決定会合議事録等が発表されますが、
材料にはならないと思います。

海外動向次第です

為替の円高が止まっていれば、多少上に行きたがっています。

短期的な過熱感は、来週初には収まると考えられますので、
高値トライの可能性は残されています。

日経平均で、10500〜11000円の範囲を想定します。

<中国>

現時点で相場を左右するニュースはありません。

インドの金融引締めを受けて、中国が直ぐにでも、
追加金融引締めをするとも思えません。

方向感のない相場展開だろうと思います。

上海総合指数は、多少上下しても、3000〜3100ポイントに
収まるのではないかと思います。

しかし、上海万博前後には、もう一段の金融引き締めか、
通貨切り上げかの、二者択一を迫られることになるだろうと思います。

近いうちに、信用取引が開始される予定ですので、
その影響を見たいとする、プロの連中は多いと思います。

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