平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2010年5月23日


1)先週の相場概観

5月6日の「フラッシュ・クラッシュ」を再度伺う
相場展開になりました。

ダウ工業株平均は、10300〜10900の範囲を想定
していましたが、金曜日には一瞬10000ドルを割れました。

超目先、「コツン」と来て、相場は反転しそうです。
200ドル以上も戻して週を終えました。

しかし、まだ次の上げトレンドだとは確認できません。

短時間で1000ドルのダウ急落は、いくつかの原因が
あると言われています。

一番面白い原因は、「ファット・フィンガー」です。
指が太って大きいため、キーボード操作を誤って、
必要ないキーまで押してしまった・・・。

ダウは1週間で-427ドルと-4%下落しました。
日経平均も-246円、-2.5%下げました。
上海総合指数も-113ポイントで、-2.5%下落でした。

ドル円は、2円50銭円高ドル安でした。

ユーロ売りも、超目先、警戒感が台頭しています。

ユーロ下落は、こんなものではないと思いますが、
相場には上下のリズムがありますから・・・。

大きな下げトレンド内での、ユーロ反発局面と
見ておけば十分だと考えます。

添付ファイルの usdeuroweekly100523 を参照して下さい。
個人的なターゲットを入れてあります。

しかし、直ぐに到達はしないと思いますが…。


2)先週発表された経済指標と相場展開

ecolendar100523 を参照して下さい。

悪化したものは、ニューヨーク連銀製造業景況指数と、
週間新規失業保険請求件数でしたが、
エコ・ヒート・マップは、全般的に緑色勝ちです。

ギリシャ危機と為替相場が、株式相場を支配しました。

経済指標では唯一、失業保険請求が悪化したことが、
相場の足を引張りました。

その木曜日は、引値ベースで今年最大の下げを
記録しました。

5月6日の「フラッシュ・クラッシュ」よりも引値では、
大きな下落でした。

前述しましたが、ダウが10000ドルを瞬時割れたことで、
超目先下げ止まる感じです。

日本では、1-3月期のGDP等の発表がありましたが、
相場に影響はありませんでした。

中国では、経済指標の発表はありませんでした。


3)今週発表予定の経済指標と相場展開予想

住宅関連指標が多く発表されます。
詳しくは ecolendar100523 を参照して下さい。
住宅関連指標の予想は良いです。

ギリシャ危機もユーロ売りも、そろそろ飽きてきました。

ダウの相場展開予想は、反発局面だと思います。
オシレーター系のテクニカル指標は、
下げ止まりを示唆しています。

dowdaily100523 を参照して下さい

先週、200日移動平均線をブレークしましたが、
50日移動平均と200日移動平均の間で、
上下すると言う考え方に、変わりありません。

今は、トレンド・レスの状態です。
dowweekly100523 で確認できます。

今回の調整が、上昇相場でのよくある調整であれば、
上記の内容で十分です。

米国経済は経済指標で見る限り、回復しています。

FRB(連邦準備制度理事会)のバランス・シートの大きさや
財政赤字の幅を考えなければと言う、停止条件付きです。

企業業績も回復しています。

欧州を含む世界経済が、徐々に上向きになる前提であれば、
予想収益から計算できる、PER(株価収益率)も、
十分正当化できる水準です。

むしろ、株価は割安かも知れません。

しかし、欧州を含む世界経済は、財政赤字が経済を
支えている状態です。

民間の損失を、政府や中央銀行が肩代わりしている
だけの状態です。

偶然、それがギリシャで目を覚ましたに過ぎません。

dowdailylong100523 を参照して下さい。

日足を長く、最高値までさかのぼって、見ました。

矢印で示したように、「普通」でない状態では、
ダウの下値はまだまだありそうです・・・。


2010年5月23日 12:00記述


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