平松雄二の 株と為替に勝つ!
ホーム>過去のメルマガ>2010年07月15日
過去のメルマガ
2009年
2010年
チャートの小部屋
用語集
欧州信用危機小年表
まぐまぐ!過去のメルマガ
まぐまぐ!チャート

2010年07月15日


1)米国株式相場の途中経過

6月小売売上は予想を下回る-0.5%と、2ヶ月連続して
消費は不振でした。

7月9日までの週間MBA住宅ローン申請件数は、
マイナス継続で、1996年12月以来の低い指数レベルで、
住宅に関しては、本当に底が見えていません。

今週に入って発表された各種経済指標で、景気の悪化を
示すものを列挙してみます。
殆どです。

7月IBD/TIPP景気楽観度指数は44.7で、昨年2月以来の低さ
6月中小企業景気楽観度指数は89と前月比-3.2と低下
7月11日ABCニュース消費者信頼感は-44と前週比-2低下
6月鉄道貨物輸送量は、前月比-1.3%
6月UCLAPCIは、前月比-1.9%
と数多くあります。

昨日公表されたFOMC議事録は、景気の下振れに配慮した
内容で、成長率や失業率の見通しを下方修正していました。
インフレ見通しも当然下方修正していました。

その中で、株式相場は堅調です。
好調な企業決算です。
アルコアとインテルです。

今週の相場は、ミクロの決算よりは、マクロの経済指標が
変動要因として働くと考えていましたが、大外れです。
申し訳ないです。

添付のファイル dowdaily100715 を参照して下さい。

200日移動平均線で止まっています。
もしかすると、今が当面の天井かも知れません。
しかし、相場は上下どちらにも動きそうなチャートでもあります。
歯切れが悪いのですが、今日現在の短期相場観は、
明確なイメージがありません。

****************************************************

添付の vix100715 を参照して下さい。

VIX指数の日足チャートです。
一両日の株価とVIX指数の動きは興味深いです。
VIX指数は下落してもおかしくないと、考えていましたが、
逆に上昇しています。

200日移動平均線でリバウンドです。
今回の下落局面では、6月に続き2度目のリバウンドです。

VIX指数は、50日移動平均線よりも200日移動平均線が、
より重要に見えると思います。

RSIやMACDも6月と似た動きになっています。
ここでも歯切れが悪いのですが…、
何となく株式相場は下げるように、VIX指数は示唆している
ように思うのですが…。

株式相場が下げる材料を探しているのではありません。
いつもチェックしている一連のものには、
決して強気になれない材料が多いのです。

バルチック海運指数は下げ止まりません、
1709と強烈な下落が続いています。
中国の鉄鉱石の輸入の頭打ちだけで、
説明可能なのでしょうか?

根底で何かが動いているのではないでしょうか?

****************************************************

2)為替相場

添付のチャート usdeurodaily100715 を参照して下さい。

ドル・ユーロの目先の動きは、きわどい動きです。
前回、縦軸の目盛の違いを説明しましたが、
とうとう、対数グラフでも、下落トレンドにぶつかりました。

まだ完全にトレンド転換したとは言えません。

日足ベースで、ブルの逆三尊が形成されている可能性はあります。
そのターゲットは、大体1.33程度辺りになります。

下落トレンドが転換してユーロ高に転換するのであれば、
3ヶ月前以前の状況に戻るのでしょうか?

現在10%以上の10年ギリシャ国債の利回りが、
6%台に戻るのでしょうか?

CDSは嘘をつかないと思いますが、
欧州の雰囲気は何か無理があると感じます。
何か覆い隠しているような感じがします。

****************************************************

添付の usdeuroweekly100715 を参照して下さい。

長期のチャートで俯瞰しても、やはり週足でもきわどいところです。
大きなダブル・トップを形成しているのは一目瞭然です。

1.25で「売りシグナル」点灯でした。
今回多少戻しても、シグナルが出た地点との比較では、
せいぜい2%戻したに過ぎません。

依然として「売り」だと信じますが、時期が時期ですから、
何もせずにゆっくり眺めるのも一方でしょう。

****************************************************

3)金価格

添付の gold100715 を参照して下さい。

鯨幕相場です。
そろそろ上と見てしまいます。


2010年07月15日 12:15記述


                    ページ・トップへ     ホームへ