平松雄二の 株と為替に勝つ!
ホーム>過去のメルマガ>2010年09月30日
過去のメルマガ
2009年
2010年
チャートの小部屋
用語集
欧州信用危機小年表
まぐまぐ!過去のメルマガ
まぐまぐ!チャート

2010年09月30日


1)為替相場

アイルランドやスペイン等々、欧州信用危機は
日替わりメニューのように毎日登場しますが、
為替市場の目下最大の材料は「ドル余剰」です。

米国の経済指標が悪化しても、FRB(連邦準備制度理事会)の
追加金融緩和期待で、リスク資産が買われています。
経済指標が好転すれば、素直にリスク資産が買われます。

流動性相場です。
ドル安展開です。

そろそろ、ユーロ・ブルのポジションを保有している
参加者は利益確定しても良い時ではないでしょうか。

添付の usdeurodaily100930 を参照して下さい。
ドル・ユーロ相場日足チャートです。

上昇チャネルの上限に接近中です。
節目も数々存在します(緑色矢印)。
フィボナッチの重要なレベルもあります。

利益を確定しても良さそうです。

******************************************************

ユーロ売りの理由はまだあります。
添付の usdindex100930 を参照して下さい。
ドル・インデックス日足チャートです。

当インデックスは、ドルの6種類のバスケット通貨に
対する総合的なドル指数です。

RSIが30を切ると、瞬時、指数が跳ねる
ケースが多いです。
現在は30を切っています。

さらに、ブル下降ウェッジを形成しましたが、
下に抜けてしまいましたが、この動きは
ダマシの可能性があります。
ダマシの根拠は、私の「勘」です。
当然、外れることも多いですが…。

日足と200日移動平均線がクロスして、
「ドル売り」シグナルを発していることも事実です。
赤丸のところです。

******************************************************

2)株式相場

添付の dowdaily100930 を参照して下さい。
ダウ工業株平均日足チャートです。

直ぐに、ゴールデン・クロスが出現します。
株に強気な参加者には大きな支えです。

冷静に見ると、前回のデッド・クロス出現時期は、
日足は安値を形成しました。
今回はどうなるでしょうか。

弱気の見方をすると、チャートの足型が、
8月上旬とよく似ています。

また、ベア上昇ウェッジを形成しています。

テクニカル指標では、RSIが70を越えて上昇する
力が乏しくなっている感じがしています。

MACDヒストグラムは、ダイバージェンスを
示し始めています。

このような局面は、長くは続かないことが多いです。

過去70年間でベストの9月ですが、
9月も終了です。

******************************************************

最後に sp500vix100930 を参照して下さい。
上段にS&P500指数週足を、
下段にVXI指数週足を載せたチャートです。

株価は、2007年からの緩やかな下落チャネルの
上限に接近しています。
同時に、ベア上昇ウェッジを形成しています。

VIX指数は、ブル下降ウェッジを形成しています。

双方から、株価高騰に警鐘を鳴らしています。

ここ1ヶ月間の米国株式相場は、楽観的に、
全てをポジティブに捉えていましたが、
そろそろ転機が訪れてもおかしくないタイミングです。

きっかけは分かりませんが、為替かも知れません。
欧州問題かも知れません。
警戒しておくべきだと考えます。


2010年09月30日 11:10記述


                    ページ・トップへ     ホームへ