平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2010年10月14日


1)株式相場

FRB(連邦準備制度理事会)の追加金融緩和期待で
株式相場は上昇継続です。

このような相場では、理屈はありません。
とにかく相場は行くところまで行きます。
到達地点はどこなのか、誰にも分かりません。

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添付の dowweekly101014 を参照して下さい。
ダウ工業株平均週足チャートです。

ポイントは3つです。

昨年春以降の、量的緩和拡大時期のチャートと
同じような状況です。
ブル逆三尊形成で上昇です。

今回の目標値は、チャートのオレンジ色の矢印です。
年初来高値から、それを抜けたところが目標値です。
タイミング的には、数週間後でしょうか。

最後に、200週移動平均線で止まるのかどうかです。
もし、止まることがあればこれで3回目ですから、
200週移動平均線のレジスタンスとしての確度は高いです。

大きな三角保ち合いを抜けた株価チャートや、
リスク資産チャートは多く存在します。
流動性相場です。

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次に、 dowdaily101014 を参照して下さい。
ダウ工業株平均日足チャートです。

とうとう、ベア・上昇ウェッジを上に抜けました。
テクニカル指標のRSIやMACDは要警戒ですが、
下げそうにないチャートに見えます。

このような相場に参加するには、流れに乗ることですが、
ストップ・ロスはきつめのところに置いて
リスク管理きちんとすることです。

米国投資信託の資金流出入では、9月に株式相場が
大きく上昇したにもかかわらず、米国株ファンドからの
資金流出は止まりません。

株式相場上昇を素直に信じていない様子です。

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2)国際商品相場

金価格の上昇が止まりません。
銀価格は30年ぶりの高値です。
銅価格も上昇が続いています。
まるで、オリンピックです。

穀物価格も上昇しています。

添付の wtidaily101014 を参照して下さい。
原油価格日足チャートです。

原油価格は大きな三角保ち合いを下に抜けたり、
上に抜けたり、過去数ヶ月間何度かレポートしていますが、
今回はきちんと上に抜けています。

上述しましたが、株価チャートと同じ形状です。

別の見方をすると、過去1年間は70〜90ドルの
ボックス相場だとも言えます。
そうだとすると、三角保ち合いを抜けたと大げさに
考えることはないのかも知れません。

木材価格などは大きく上昇していません。

各商品価格はそれぞれの商品特性に沿った
価格形成がなされているのだと考えられます。

金は装飾品としての商品でもあり、工業製品でもあり、
最強の無国籍通貨でもあります。

銀は太陽電池の部材として使用される度合いが
高くなったと意識されています。

穀物は、世界的な異常気象の結果と、
世界のとくに新興国での需要や人口増が根底にあります。

原油価格は大まかに言って、リーマン・ショック前後の
高値と安値の中間地点付近で往来しています。

最近話題になりませんが、オバマ政権が推し進める
グリーン・ニューディールでの、エネルギー政策では、
原油価格が下げ過ぎると、代替エネルギー開発の
動機がそがれてしまいます。

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3)為替相場

添付の usdindexweekly101014 を参照して下さい。
ドル・インデックス週足チャートです。

いよいよサポート・ラインにタッチしました。
RSIからは、売り込みにくいレベルだと思いますが、
下げ余地はあります。

ドル・インデックスも前述の原油価格の推移と同じように
ボックス圏を形成しているようにも見ることができます。

個人的には、もうドルは売れません…。

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次に usdeurodaily101014 を参照して下さい。
ドル・ユーロ相場日足チャートです。

上に存在する節目は1.4500と1.5000くらいです。
「ユーロ・バブル」の再来となるのでしょうか。

よく分かりません。
ドル・ベア、ユーロ・ブルの流れですから。
素直に相場の流れにつくのも方法です。

その場合は、米国株同様、ストップ・ロスはきつめに
しておきたいと思います。

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最後に usdyendaily101014 を参照して下さい。
ドル円相場日足チャートです。

円高は終わらないと思います。
ドル安は継続すると思います。
史上最高値は更新すると信じています。

しかし、少々やり過ぎに感じています。
RSIは酷いレベルにあります。

日銀の介入が近いと思います。
効果がなくても、介入すると思います。

税金の無駄遣いです。
中国等の介入に口実を与える唯一の
先進国です(スイスを除いて)。

民主党と日銀では、介入しか方法が
ないものと考えます。

通貨安戦争の勝者は米国です。

話は全く変わりますが、通貨介入と核実験は、
アップルとオレンジを比べるようなものと思いますが、
現在の世界では、両者ともいけないことだと、
認識されるのではないでしょうか。

結局米国にはかなわないのです。


2010年10月14日 12:00記述


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