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2010年07月05日


自動車販売台数


先週7月1日に、米国自動車販売台数が発表されました。

拙著「FX世界経済の教科書」の第7章にも、
解説しておりますので、参考にして下さい。

自動車メーカー各社が、個別の販売台数を発表して、
その後、オートデータ社も、それらを集計して数字を出します。
商務省も同様に、季節調整した数字等を発表します。

つまり、自動車販売台数には各種の数字があります。

オートデータ社が発表した、6月分の季節調整年率換算後の
販売台数は、11.08百万台でした。
四捨五入して、11.1百万台です。
この数字が、広くメディアで取上げられています。

大方の事前予想値は、11.4百万台でしたので、
予想を少し下回りました。

前月の5月との比較では、-4.6%と落込みを示し、
昨年5月比では+14%と大きく伸びています。

前年比の数字が大きくなるのは、2009年前半は、
リセッションの最中でしたので、当然です。

また、上記の数字には、輸入車も含まれていますので、
国産車の販売台数に限ると、840万台でした。

自動車購入は、消費者にとって大きな買い物です。

個人消費は、米国のGDPの3分の2を占める
最重要の最終需要項目です。
個人消費の上下が、GDPに大きな影響を与えます。

また、自動車購入は個人消費の10%以上を
占めると言われています。

今週、米国は経済指標の発表が少ない中で、
個人消費関連のチェーン・ストア等の売上が発表されます。

現時点での自動車販売台数を基礎に、
個人消費動向を考えます。

前提条件は:
1)6月販売台数は前月比-4.6%
2)自動車の販売単価は不明
3)個人消費の10%以上を占める

無責任に、大まかに計算すると、
-4.6%×10%≒-0.5%
となります。

現時点での、6月個人消費は前月比-0.5%となります。

また、個人消費のGDPに占める割合を70%とすると、
-0.5%×70%≒-0.4%
と計算されます。

自動車販売の縮小は、GDPを0.4%程度
押し下げることになりました。


2010年07月05日 12:00記述


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