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2010年07月08日


米国の商業不動産の状況


昨日と一昨日、米国で商業不動産に関する
芳しくないデータが発表されています。

ニューヨークをベースとする不動産調査会社のReis社が
発表した、第2四半期末のオフィス空室率は、17.4%でした。

第1四半期の同数値は、17.3%でしたので、
空室は改善せずに、高止まりしています。

また、ショッピング・モールの空きも、増加傾向です。
同社の発表によると、第2四半期末の空室率は、10.9%で、
第1四半期との比較で、0.1%上昇しています。

チャートは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100708.html

このレベルは、前回の不動産不況の1991年以来の
悪いレベルだとのことです。

同社によると、小売業態が回復するまでには時間がかかり、
早くても2012年後半になるのではと言っています。

日本でも、地方都市の商店街の「シャッター通り」が、
新聞等で話題になることがありますが、
米国でも、モールの10分の1がシャッターになっています。

米国の不動産バブルが、世界中でバブルを惹き起こし、
サブプライム・ローン問題から、リーマン・ショックと言う形で、
崩壊しましたが、まだまだ、傷が深い状態です。

昨年春からの、米国経済と米国株式相場は、
見事な「V字」回復を示しました。

5月からは少し基調変調となり、株価が下落傾向です。

今回の回復は、米国政府の大幅な財政赤字と、
非伝統的な金融政策を採用しているFRBの、
思い切った流動性の注入に支えられています。

欧州では緊縮財政の流れが出来てしまいました。
世界経済は、回復過程にあるのでしょうか。


2010年07月08日 13:45記述


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