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2010年07月12日


米国週間鉄道貨物輸送レポート


先週発表された鉄道貨物輸送は、好調を維持しています。

リセッションの大底から抜出しつつあった、昨年の同時期との
比較では+18.8%で、一昨年の同時期との比較では、
ようやくプラス圏に入り+0.4%でした。

米国経済を細かく振返ると、2008年後半の動向は、
2007年末に景気後退に突入後、夏からリーマン倒産に至る
秋口以降急激に景気が悪くなっています。

また、昨年2009年の動向は、春が景気の底で、
徐々に好転しています。

そのため、鉄道貨物輸送の比較は、昨年比ではプラス幅が、
今後縮小し、一昨年比はプラス転換するものと思います。

もっとも、米国の貨物輸送の主流はトラックです。
全輸送の約7割程度が、トラック輸送だとされています。

残念ながら、鉄道輸送は週次のデータが判明しますが、
トラック輸送は月次です。
そのため、細かく貨物輸送動向はトレースできません。

また、鉄道貨物輸送の特徴は、英語ですが、
チャートをご覧頂くと、直ぐに分かります。

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100712.html

一次産品がメインです。
重く大きく運びにくいものです。

石炭がダントツで、化学製品や穀物等が続きます。
自動車や自動車部品が目立つ程度です。

そのため、鉄道貨物のシェアの大きさもありますが、
取扱い品目の偏り等を考えると、鉄道貨物輸送の動向が、
米国経済のとくに生産面を代表しているとは言えません。

しかし、経済動向の一端は示していますので、
チェックしておく必要はあると思います。


2010年07月12日 10:15記述


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