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2010年07月13日


ブル・ベア・レシオ


株式相場に強気のことを「ブル」、弱気のことを「ベア」と言います。

米国には、週単位で投資家心理を調査している機関が、
いくつか存在しますが、本日はそのうち2つご紹介します。

50年近い歴史を持つ投資情報サービス会社の
インベスターズ・インテリジェンスと言う会社があります。

同社は、米国の投資アドバイザーが定期的に発行している、
140余りのニュース・レターの内容を吟味して、
著者が強気なのか弱気なのか、その比率を示しています。

このレシオ(比率)の正当性が、
学術的に証明されている訳ではありませんが、
過去の相場展開との関係では素晴らしい成果を収め、
シグナルを発して来ていることは、厳然たる事実です。

経験的に、ブル・ベア・レシオが2.00を超える場合は、
「過度の強気」で、相場の天井を示唆します。
逆に、レシオが0.60を下回る場合は、
「過度の弱気」で相場の底を示唆します。

つまり、このレシオは「逆張り指標」として、捉えることができると思います。

07月06日時点の調査では、ブルが37.0%、
ベアは34.8%で、ブル・ベア・レシオは、
37.0÷34.8=1.06で、少し弱気になっていますが、
まだ、「過度の弱気」にはなっていません。

同様の調査で、American Association of Individual Investors
日本語では、米国個人投資家協会が行っている調査があります。

07月07日現在の比率は、ブルが20.94%、ニュートラル(中立)が
21.99%、ベアが57.07%となっていて、弱気がかなり高い比率です。

投資のプロの中には、個人投資家はいつも相場に遅れる
傾向があるので、このベアの比率が50〜60%になると、
相場は陰の極で、相場の調整は終了すると考える人もいます。

しかし、先日米国株が下げていた6月下旬の数字は、
ベアは41.99%と、陰の極を示す数字ではありませんでした。

個人投資家の投資行動が、相場に遅れるかも知れませんが、
この調査はインターネット経由で、リアルタイムです。

反発局面で、ベアが増加したことは興味深いです。


2010年07月13日 12:30記述


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