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2010年07月18日


米国月間鉄道貨物輸送レポート


先週、米国の6月分鉄道貨物輸送のデータが出ています。
前月比で-1.3%と、2ヶ月連続で減少しています。
ただし、前年比ではまだ、2桁の増加です。

米国の鉄道貨物輸送は、昨年5月が底で、
回復過程に入り、1年が過ぎました。

米国株が4月に天井をつけてから、下落傾向です。
相場と鉄道輸送が平行に動くとは考えにくいですが、
相場の動きと似てはいます。

例年は、夏場と年末に鉄道輸送は緩んでいるのが、

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100718.html

で見て取れると思います。
もし、今年もその例に漏れずに、輸送量が減少すると、
3ヶ月連続で、前月比マイナスを記録するかも知れません。

チャートでも分かる通り、今回の不況に入って、
階層が2つに分かれています。
本当に酷い不況であることが分かります。

同時に、株式相場は「V字」回復しましたが、実体経済は、
それほど回復してはいない側面も見えます。

先週発表された新規失業保険請求件数は、
予想よりも減少幅が大きかったです。

今年は例年になく、夏期休暇を取らずに、生産活動に
従事しているからではないかと考える人もいます。

消費が伸びない中で、生産を増加させると、
後ろ向きの在庫の積み上がりが懸念されます。

欧州へ輸出が伸びている訳ではありません。
鉄道輸送も減少気味です。
今週の失業保険請求件数はどうなるでしょうか?
また、鉄道貨物輸送はどうなるでしょうか?

初歩的・原始的な経済指標でも、根っこの経済動向を
垣間見ることが可能です。


2010年07月18日 15:30記述


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