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2010年08月04日


ウェルズ・ファーゴ/ギャラップ中小企業指数


この指数は、ウェルズ・ファーゴとギャラップが7月6日から
12日にかけて、全米の604の中小企業オーナーに、
電話調査をした結果の総合指数です。

質問は、現状と将来の2大項目で、ビジネスの状況・雇用・
信用状況等をそれぞれ指数化して、総合指数を出しています。

7月の指数は前月より17ポイント下落して-28となり、
過去最低を記録しました。

グラフは、

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100804.html

を参照して下さい。

現状指数は、リーマン・ショック後、長期間マイナスですが、
今回初めて、将来指数がマイナスを記録しました。

現状が悪いのはその通りだと思いますが、
将来の期待が、大きく落込んできたのはまずいです。

大企業やグローバル企業は、大胆な人員差期限をし、
コスト削減して、筋肉質になりました。
ドル安も効果があり、業績は非常に良いです。

つまり、上場している株式市場を構成するような、
大企業の業績は良く、株価は上昇しています。

しかし、米国の雇用の大半は、中小企業が占めています。
雇用の安定なしでは、個人消費や住宅投資は
期待しにくいと思います。

ウォール・ストリートは米国民の税金で救われ、
株価が上昇し、沢山の報酬を得ています。

しかし、中小企業は苦しんでいます。
期待して選んだオバマ大統領に失望しています。
将来の見通しは明るくないです。

ここに大きなギャップが存在しているのです。

FRB議長は、向こう数四半期で個人消費が、
高まることを期待しているようですが、
根っこの雇用は改善しません。

中小企業のオーナーの心理状態を改善する
金融政策や財政政策が、必要です。

株価は上昇すれど、実体経済は良くない。
これが流動性相場です。
中身はスカスカです。


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2010年08月04日 09:30記述


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