平松雄二の 株と為替に勝つ!
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2010年08月11日


6月の米国貿易収支


市場の期待感が高まっていたFOMC(連邦公開市場
委員会)は、可もなく不可もなくの結果でした。

住宅ローン担保債券の満期償還代金や期限前償還代金を
どのようにするかは、米国内で話題になっていました。

量的緩和の総額は変えずに、償還代金で米国債を
購入するだけのことです。

むしろ、景気見通しを弱めたことの方が、
将来的なインパクトがあると思います。

将来的に量的緩和をさらに進めると考えられますが、
金融政策だけでは、その効果は限定的で、
新たな財政政策が出てくると思います。

結論は、「ドル余剰」に拍車がかかります。
ドル安です。
ドル金利低下です。
株価は複雑です。

マクロ経済は弱く、ミクロの企業は健闘しています。
デフレ初期に見られる現象でしょうか、
日本でもそうでした。


さて、今夜は6月米国貿易統計が発表されます。

貿易収支が為替相場にインパクトを与えなくなりました。
過去の数字だからでしょうか。
根本的な経済の方向性は、貿易統計でも垣間見ることがでます。

決して軽視できない経済指標だと思います。

グラフを参照して下さい。

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100811.html

米国西海岸のロサンゼルス港とロングビーチ港の
輸出入の荷動きを示したグラフです。

両港で、米国のコンテナ輸出入の約4割を
取り扱っていますので、米国全体の輸出入の大まかな
傾向が把握できます。

輸入については、最大の貿易相手国である中国の
経済活動と密接な関係があります。
旧正月で休みになるため、春の輸入は減少します。

しかし、輸出には季節性はありません。

6月にいては、輸入が増加し、輸出が減少しています。
グラフは、コンテナの取扱量で、金額ベースでは
ありませんが、傾向が分かります。

FOMC直後の貿易収支ですから、
影響は出るかも知れません。

とくに夏休みで、取引が薄い中で、
値段だけ飛ぶ可能性はあります。


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2010年08月11日 09:10記述


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