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2010年08月15日


米国週間鉄道貨物輸送の状況


米国鉄道協会から、8月7日で終わった週の
鉄道貨物輸送の状況が発表されました。

その週は、年初から数えて第31週になります。
週間での輸送量は、前年比+3.5%と好調を維持していますが、
リーマン・ショック前の2008年比では-13%です。

細かく見てみると、

7月31日の週は、1週間で前年比+9.4%、
8月7日の週は、1週間で前年比+3.5%。

7月31日の週は、年初からの累計で前年比+7.3%、
8月7日の週は、年初からの累計で前年比+7.2%。

前年比ではプラスを維持していますが、
少々落込み始めているようです。

19種類の貨物では、2種類が年初からの
累計ベースで前年に届いていません。

石炭と紙パルプです。

表は

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100815.html

を参照して下さい。

米国の発電の主力は石炭火力です。
石炭の輸送量が前年比で縮小しているのは、
米国の発電量が減少しているからではありません。

エネルギー省の発電量統計を見る限り、
5月末の統計が最新ですが、前年比で伸びています。
恐らくオバマ大統領のエネルギー政策の効果が
少し現れているのだと思います。

火力発電から再生可能エネルギーの流れです。

紙パルプの使用量と景気とは関係が深いです。
ペーパー・レスと言われながらも、紙の使用量は
それほど減少していません。

しかし、最近は米国の地方新聞の廃刊や廃業が
増加しているとも聞きます。

アイパッドの出現でこれも加速している
可能性があります。

石炭と紙パルプの対前年比マイナスは、
米国の構造変化の過程を示しているのかも知れません。


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2010年08月15日 12:15記述


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