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2010年08月20日


6月ムーディーズ商業不動産価格指数


昨日、6月ムーディーズ商業不動産価格指数が
発表されました。

前月比-4.0%で、5月の価格上昇を打ち消す
形となりました。

商業不動産価格指数の問題点は、
個人住宅と比較して、取引件数が非常に少なく、
取引された価格が、全体の指数を構成してしまうことです。

とくに、2007年にかけて高騰した物件の売却が、
進んでいません。

それらの物件が実際に売却され、新規に価格が
形成されると、グラフが示唆するように、

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100820.html

底打ちが完了していない可能性があります。

また、6月指数はピーク時の2007年比では、
-41.3%となっています、

日本は不動産バブル崩壊過程で苦い経験があります。
バブルの処理には時間と費用がかかります。

米国も、表面化していない評価損が
バランス・シートに潜んでいると思います。

「日本型のデフレ」の可能性について、
FRB(連邦準備制度理事会)の理事までが
言及しているのは、重いことです。

商業不動産価格や住宅価格は、
ピーク時から大きく下落してはいますが、
まだ下落が足りないように感じます。

人口が減少している国と、毎年1%程度人口増加
している国の違いでしょうか?

米国の不動産価格のピークは2007年ですから、
まだ3年しか経過していません。

バブルの処理には時間がかかります。
また、再度不動産価格が下落すると、
「逃げ水」のように処理金額が増加し、
処理が終了するのが先延ばしされます。

今回のリセッションは住宅バブルの破裂が、
引金でしたから、住宅や商業不動産の動向を
追いかけることが最重要です。


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2010年08月20日 11:30記述


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