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2010年08月28日


6月交通量トレンド


米国運輸省から、月次レポートが発表されました。
この調査は、全米約4000ヶ所で、毎月同じ場所で
継続的に1時間当たりの交通量を計測して、
その後調整を加えて発表するものです。

車社会の米国の基礎的な動向を知る上で、
非常に重要な指標の一つだと思います。

発表タイミングが遅いのが玉に瑕です。

車両の交通量は、ガソリン価格の動向や、
景気に左右されることは勿論ですが、
人口が緩やかに増加している米国では、
そのグラフは、基本的に右肩上がりの形状になります。

何故ならば、経済動向とは関係のないところで、
人々は移動する必要性が生じ、
それも鉄道ではなく車を使用せざるを得ない場合が多いからです。

人口減少の日本とは違い、人口増の国の交通量は
自然に暫増するものです。

6月は、前年同月比で+1.3%と増加しました。
年初来の累計では、+0.1%と微増です。

グラフ

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100828.html

を見て分かるように、今回の景気後退で大きく落ち込み、
昨年春に下げ止まりましたが、それ以降の反発力は、
それ程強くない模様です。

夏に向けて、ドライブ・シーズンとなり、交通量は増加します。
当然、レジャーや仕事の移動手段で車を使います。

地域別で見ると、北部中央が+1.8%、北東部が+1.7%と
好調で、自動車産業が頑張っている感じです。

西部と南部大西洋は+0.9%と、輸出入や観光は
それほど盛上っていないのでしょうか。

米国運輸省が統計を取り始めてからの、
前回ピークを抜けない最長記録は、
オイル・ショック後の1979年からの連続40ヶ月です。

グラフからも分かる通り、このまま交通量が大きく増加しないと、
来年の初めには、最長記録を塗り替えることになります。

今回の不況が長く深いことがこのことからも分かります。

昨日、第2四半期GDP改定値が発表されましたが、
第3四半期は限りなく「ゼロ」に近づきそうです。


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2010年08月28日 14:30記述


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