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2010年08月30日


各地の連銀が推計する製造業景況指数について


日本がお盆休み中に、2つの大切な指標である
ニューヨーク連銀製造業景況指数と、
フィラデルフィア連銀製造業景況指数が発表されました。

ニューヨークの8月指数は、+7.10で7月の+5.08よりは
少し改善しました。

しかし、フィラデルフィアの8月指数は、-7.7で7月の
+5.1より大きく下落して、09年7月以来のマイナスを
記録してしまいました。

両指数とも「±0」が中立で、プラスが景気拡大を、
マイナスが景気減速を示します。

先週は、リッチモンド連銀が製造業景況指数を発表し、
8月は+11と7月の+16からは下落しましたが、
マイナスにはなっていませんでした。

カンザス・シティー連銀製造業景況指数も先週発表され、
8月生産指数は±0で、7月の+14から下落しました。

一方、シカゴ連銀も域内の製造業景況指数を発表しています。
シカゴ連銀の数字は7月で、+81.4と6月の+79.6から
2ポイント近く改善をしています(2007年を100とした指数)。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100830.html

を参照して下さい。

全米指数である、7月鉱工業生産指数は+1.0%でしたので、
この点は、シカゴと全米の7月は符合しています。

シカゴの自動車指数は、6月の68.8から、
7月は73.8とジャンプしています。

7月の失業保険請求件数が、一時低下したこと、
貨物輸送やホテル稼働率が7月に順調だったことは、
米国の自動車産業の生産回復によるものだったようです。

まとめると、7月の生産は上向きでしたが、
8月に入り減速した模様です。

雇用は増えずに、住宅市場は惨憺たるものです。
自動車を作ったものの売れるのでしょうか。
売れ残れば、値引きします。

一部のグローバル企業は除き、金融業や製造業の
収益は悪化しそうです。

7月まではまだ良かったようですが、
8月から急速に悪化したのでしょうか。

最近のバーナンキFRB議長の発言と、経済指標は
完全にマッチしていません。

政府と中央銀行が嘘をついているのでしょうか。
実際に8月以降は再度不況に突入するのでしょうか。


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2010年08月30日 10:00記述


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