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2010年08月31日


投資家心理


米国では、英語で相場に強気のことを「ブル(牛)」、
弱気のことを「ベア(熊)」と言います。

米国には、投資家心理を継続的に調査している組織が、
いくつか存在します。

そのうちの一つで、インベスターズ・インテリジェンスと
言う会社があります。

同社は50年近い歴史を持つ投資情報サービス会社で、
米国の投資アドバイザーが定期的に発行している、
140余りのニュース・レター(投資情報誌)の内容を吟味して、
著者/編者が強気なのか弱気なのか、その比率を示しています。

このレシオ(比率)の正当性が、
学術的に証明されている訳ではありませんが、
過去の相場展開との関係では素晴らしい成果を収め、
シグナルを発して来ていることは、厳然たる事実です。

経験的に、ブル・ベア・レシオが2.00を超える場合は、
「過度の強気」で、相場の天井を示唆します。
逆に、レシオが0.60を下回る場合は、
「過度の弱気」で相場の底を示唆します。

つまり、このレシオは「逆張り指標」として、
捉えることができると思います。

8月24日時点の調査では、ブルが33.3%、
ベアが31.2%で、ブル・ベア・レシオは、
33.3 ÷ 31.2 = 1.07で、少し強気で、
まだ、「過度の弱気」にはなっていません。

この比率は、まだ下げ余地ありです。

同様に、American Association of Individual Investors
(AAIIと言う)日本語では、米国個人投資家協会が、
毎週行っている調査があります。

8月25日現在の比率は、ブルが20.74%、
ニュートラル(中立)が29.79%、
ベアが49.47%となっていて、弱気がかなり高い比率です。

プロの投資の中には、個人投資家はいつも相場に遅れる
傾向があるので、このベアの比率が50〜60%になると、
相場は陰の極で、相場の調整は終了すると考える人もいます。

つまり、逆指標と考えているのです。
50%に近いので、本当に機関投資家は
株を買うのでしょうか?

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100831.html

を参照して下さい。

上段が、インベスターズ・インテリジェンスのグラフで、
下段が米国個人投資協会のグラフです。

投資アドバイザーのニュース・レターは販売部数が
伸びないと、収入が減少します。

顧客の気持ちを推し量って、強い相場では「強気」を書き、
弱い相場では「弱気」を書くものです。

プロも個人もそんなに差がないと思います。

基本を勉強して、いつも澄んだ目で相場を
見たいものです。


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2010年08月31日 09:45記述


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