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2010年09月17日


ホテル客室稼働率


私の好きな指標の発表です。
9月11日で終了した1週間のホテル客室稼働率が、
スミス・トラベル・リサーチ社から発表されました。

稼働率は、前年比+2.0%と依然プラスです。

実数値は54.2%でしたが、前週の稼働率は、
57.4.%でしたので、前週比では-3.2%です。

前年比はプラスですが、前週比ではこのところ
ずっと稼働率は低下しています。

年間のスケデュールとして、休暇シーズンが終了し、
前週比ではマイナスを記録していますが、
経済全体の活性化で前年比ではプラスを
記録していると考えられます。

もし、今後稼働率が前年比でもマイナスを
記録するようになると、景気には要注意です。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100917.html

を参照して下さい。

グラフの赤色の実線は4週移動平均です。

2008年の4週移動平均に肩を並べていましたが、
今週の4週平均では下回りました。

リーマン・ショック前のレベルを下回りました。
今週の実数は、赤丸で示したところです。
昨年の黒色実線より低いですが、実線は4週平均です。

一方、宿泊料金は、前年比-2.0%の92.84ドルでした。
13週ぶりに、前年比でマイナスとなりました。

稼働率は前年比プラスを維持ですが、料金は一足早く
前年比マイナスを記録しました。

今回はレイバー・デーの後半部分が含まれています。

米国経済は、二番底に落込むリスクは少なくなりましたが、
雇用と住宅市場が弱いことは周知の事実です。

ドル安を背景に伸びてきた製造業に、
多少陰りが出てきています

リーマン・ショック後に、極端に絞った企業の段階の在庫は、
既に正常な水準にまで回復していると思います。

つまり、極端に少なくなった在庫を、正常値に戻すために、
例え消費が盛上らなくても、生産を増加させる必要がありました。

昨年春からの景気回復と株価上昇は、このことを素直に
反映したものです。

今後は、消費動向と輸出動向が、素直に米国経済に
直接影響を与える時期に入ったと思います。

最近の製造業の足踏みは在庫が正常になり、
消費が期待しているほどは大きくなく、輸出がそれほど
伸びていないことを表しています。

株価は、大きく下落する要因は少ないですが、
少し買われ過ぎの状態にありそうです。

株が割安だとの意見は多いですが、そうであれば、
既に高値を抜けているはずです。


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2010年09月17日 11:15記述


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