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2010年09月20日


米国民の景況感


先週発表された経済指標で、反対方向を示す
2つの面白い結果が出ていますので紹介します。

ミシガン大学消費者心理指数9月速報値は、
66.6になり、前月の68.9から低下しました。

市場の事前予想では、70.0へ改善すると
考えていましたので、この結果が株式相場の
頭を抑える形になりました。

今回の発表は速報値ですから、月末近くに
発表される確報値では変更される可能性はあります。

もう一つは、IBD/TIPPの景気楽観度指数です。

IBD/TIPPとは、Investor’s Business DailyのIBDと、
TechnoMetrica Market Intelligenceの調査部門である
TIPPを組合せたものです。

この指数は、毎月中旬に当月分の結果として発表されます。
また、毎月発表される、ミシガン大学消費者心理指数や
コンファレンス・ボードの消費者信頼感の
先行指標となるとも言われています。

先行指標としての信頼度は80%程度と見られていますので、
そこそこ高い確度だと言えるのではないでしょうか?

指数は50が楽観と悲観の境目で、調査方法は、
全米の無作為に抽出された900人前後の成人に対して、
毎月第1週に電話調査し、調査内容は、個人金融状況、
半年先の見通し、全米経済政策等です。

経済指標ばかりではなく、政治関係の世論調査もしていて、
最近の選挙での、調査結果と選挙結果の正確性には
かなりの確度が高いものとして定評があります。

IBD/TIPP景気楽観度指数9月は45.3と、
米国民はまだ悲観的に自国経済を見ていますが、
前月の43.6からは改善を示しています。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/100920.html

を参照して下さい。

半年先の見通しは悪化しましたが、個人金融状況と、
経済政策は向上しました。

IBD/TIPPの分析では、このところの株価上昇が、
米国民の景気楽観度を向上させたとしています。

二番底へ突入シナリオは回避されそうですが、
それにしても回復ペースが鈍いです。

住宅バブル崩壊は1990年代以降の日本の姿を
彷彿とさせます。


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2010年09月20日 13:10記述


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