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2010年10月18日


消費者統計研究所成長指数


このメルマガでご紹介するのは2度目です。
日本では殆ど報道されたことがないと思いますが、
米国のおもしろい指数があります。

Consumer Metrics Institute、日本語訳すると、
消費者統計研究所が、毎日算出している
成長指数で、同研究所の会員に発表しています。

この指数は、米GDP成長率に先行しています。
この指数は日々更新されています。

ご存知のように、GDPは四半期毎に発表され、
その後、月に1度の修正が加えらます。

そのためGDPは過去の数値のイメージが強いですが、
この指数は、新鮮でGDPの先行指数となります。

同研究所の説明によると、商務省のGDP統計は、
前世紀の供給サイドに立った統計手法で古く、
同研究所の指数は、21世紀型のIT技術を駆使した、
需要サイドに立った統計手法で、正確で早いとのことです。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/101018.html

を参照して下さい。

一時期は米国経済の二番底を心配しましたが、
その後、経済指標全般に少し改善を見せました。

その上、8月下旬にバーナンキFRB(連邦準備制度理事会)
議長が、議会証言で追加金融緩和を強く示唆したことで、
株価は急上昇しました。

「ドル余剰」でドル安となり、ユーロが上昇、
勿論、円は史上最高値を伺う強さです。

国際商品も価格上昇しています。
金・銀・銅・原油等々全て上昇です。

グラフを見て分かるように、ついにリーマン・ショックの
時期よりも指数は悪化しました。

タイム・ラグは、ばらばらですが、この指数はGDPに
先行していますし、株価にも先行しています。

この指数を信頼すると、米国経済は今後悪化し、
株価は下落します。
この点では、FRBの金融政策とは一致します。

しかし、現状では、量的緩和をしなくてはならないほど、
米国経済が疲弊していることを示す、経済指標は
あまりありません。

当局が、経済指標に恣意的(あまり経済が悪化してない)な
変更を加えているのでしょうか。
中間選挙です。
政治の臭いも少しします。

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詳細な情報提供は、有料メルマガにて行っております。


2010年10月18日 11:00記述


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