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2010年10月19日


9月西海岸港湾荷動き


来月発表される、9月米国貿易統計で、赤字幅が再び
拡大する可能性がある数値が発表されています。

米国西海岸のロサンゼルス港とロングビーチ港の
輸出入コンテナの荷動きです。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/101019.html

を参照して下さい。

両港で、米国のコンテナでの輸出入の約4割を
取り扱っていますので、米国全体の輸出入の大まかな
傾向が把握できます。

発表される数値は、季節調整をしていません。
また、金額ベースではないので、残念ながら貿易統計の
赤字幅を正確には占えません。

しかし、貿易統計の方向性が分かります。
為替相場で重要性を増している、中国との貿易が
大きなシェアを占めている西海岸ですから、
政治的にも注意しておいて良いと思います。

両港合計の9月の輸入量は、前年比+25%でした。
一方、輸出量は+5%でした。

前月に引続き、単月での増減は別として、前年比では、
輸入量が輸出量を上回る増加を示しています。

輸入はグラフを見て分かるように、季節性がはっきり出ます。
春先の中国の春節で落込み、米国のクリスマス・セールに
向けて小売業での在庫積み増しで、夏から秋口にかけて
大きく伸びます。

景気サイクルはあっても、その季節性は同じです。
しかし、輸出には季節性がありません。

オバマ大統領の掲げる、「5年で輸出を倍」にするのは、
道が険しそうです。

FRB(連邦準備制度理事会)が追加金融緩和を実施して、
新興国のバブルを煽り、米国からの輸出を大きく
増やさなければなりません。

同時に、米国の消費は押さえないと、FRBの量的緩和で
消費好きの米国人の消費が増加し、結果として、
貿易赤字は増加するばかりです。

純輸出のマイナスは、GDP統計にネガティブに
働くだけです。

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2010年10月19日 10:45記述


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