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2010年10月21日


米国不動産市場動向


毎週水曜日にMBA(全米抵当貸付銀行協会)から、
前週の住宅ローン申請状況が発表されます。

今後は、木曜日のメルマガでは、米国不動産についての
解説を中心に展開しようかと考えています。

毎週、MBAから発表されるのは、ローン申請総合指数、
購入指数、借換指数及び30年固定金利等です。

週ベースの数字ですから、最新の動向が推し量れます。
市場ではとくに購入指数に注目しています。

昨日の発表では、各指数は落込んで、直近の
過去最低レベルに接近している模様です。

米国金利は過去最低レベルで、金利負担は小さくなって
いるものの、住宅市場の立直りは、険しい状況です。

また、マイナーな指標ですが、AIA(全米建築協会)から、
月次建設請求指数が、昨日発表されました。

この指数は、協会員にアンケート調査をして、前月と比較して、
建設代金の請求金額の多寡を指数化しています。

50が好不況の境目で、9月分は2年半振りに、節目の
50を上回りました。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/101021.html

を参照して下さい。

この指数は、商業不動産動向等に、6ヶ月〜12ヶ月先行すると
言われ、建設支出の先行指標です。

さらに一昨日は、ムーディーズとREAL社から共同で、
8月商業不動産価格指数の発表もありました。

8月は前月比-3.3%と大きく下落を示しました。
指数は今年最低どころか、2002年レベルにまで
下落してしまいました。

1ヶ月のズレはありますが、建設請求指数と
商業不動産価格指数には、大きな差があります。

もっとも、商業不動産は取引事例が少なく、少ない取引が
指数に大きな影響を与えると言う欠点もあります。

現在の米国不動産動向は、二極分化ではなく、
三極分化していると言われます。

そこそこ良いパフォーマンスを示す物件群と、価格下落が
止まらない物件群と、価格は上下しない物件群です

最後の物件群は、取引されていないもので、
実際は価格下落していると考えられます。


本メルマガはファンダメンタルズの情報提供をしています。
詳細な情報提供は、有料メルマガにて行っております。


2010年10月21日 14:15記述


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