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2010年10月23日


米国の金融政策の行方


昨日は、地元のロータリー・クラブで講演を依頼されたので、
このメルマガを書く時間がなくなりました。

米国で毎週木曜日に、週間鉄道貨物輸送レポートと、
ホテル客室稼働率等のデータが発表されます。

そのため、金曜日にそれらのデータで面白そうなものや、
それ以外の経済指標で、日本の新聞やその他メディアが
取り扱わないようなものを、解説して行こうと考えています。

まず、米鉄道協会(AAR)が発表した、10月16日で
終了した週の貨物量は、堅調維持です。

グロスは303,664車両で、前年比+10.1%でした。
複合一環輸送用の、インターモダルの貨物量は、
237,180車両で、前年比+15.1%と、追加金融緩和を
する必然性があるのか合点できません。

貨物の種類も全て前年比でプラスです。
鉄道貨物輸送は、昨年を二桁上回る好調さです。

また、ホテル客室稼働率等もスミス・トラベル・リサーチ社
(STR)から発表されています。

10月16日で終了した週の稼働率は、
前年比+8.3%で、63.8%でした。
平均宿泊料金は、前年比+0.9%で、101.40ドルでした。

人やモノが移動する経済現象は、積極的な金融緩和を
正当化する理由に乏しいと感じるほど、米国の
現状は好調さを維持していると思います。

FRB(連邦準備制度理事会)が量的緩和に前のめりになる、
データが出ています。

これは少々暗いデータです。

クリア・キャピタル社と言う不動産調査会社は、2001年設立の
新しい会社です。

設立までは主に、銀行所有の担保物件の売却情報を、
扱っていましたが、設立後は、不動産価格情報等を
最新のテクノロジーで、調査し提供する会社です。

1フィート平方の住宅価格を計算して、それを、
ケース・シラー住宅価格指数と同様に3ヶ月平均して
指数化して提供しています。

昨日の発表によれば、全米の住宅価格は、突如大きく
下落し始めているとのことです。

この2ヶ月で5.9%下落して、昨年春以来最大の
下落幅を記録しています。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/101023.html

を参照して下さい。

過去の先行性から見て、今後発表される、ケース・シラー
住宅価格指数も大きく下落を示すと思われます。

これは、FRBの援軍になりそうです。


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詳細な情報提供は、有料メルマガにて行っております。


2010年10月23日 15:00記述


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