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2010年11月02日


米国経済成長の先行指標


過去に何度か解説していますが、米国の
経済成長の先行指標の最新の状況を解説します

Consumer Metrics Institute、日本語訳すると、
消費者統計研究所が、毎日算出している
成長指数で、同研究所の会員に発表しています。

この指数は、米国のGDP成長率に、この数年間は
大体1四半期程度先行しています。

ご存知のように、米国商務省経済統計局が発表する
GDPは四半期毎に発表され、その後、
月に1度の修正が加えらます。

そのためGDPは過去の数値のイメージが強いですが、
この指数は、新鮮でGDPの先行指数となります。

同研究所の説明によると、商務省のGDP統計は、
前世紀の供給サイドに立った統計手法で古く、
同研究所の指数は、21世紀型のIT技術を駆使した、
需要サイドに立った統計手法で、正確で早いとのことです。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/101102.html

を参照して下さい。

グラフを見て分かるように、一時期はリーマン・ショックの時期よりも
指数は悪化し、二番底が懸念されました。

しかし、このところ、僅かに持直しているようです。
短期的に底打ちしたかも知れません。

今後発表される第4四半期のGDPは厳しい数字でしょうが、
実際の経済は既に極僅か浮上している状態のようです。

ECRI週間景気先行指数の最新のデータは、
-6.5%とマイナスですが、改善を示しています。

ECRIとは、Economic Cycle Research Instituteのことで、
米国の民間の独立系経済調査会社のことです。

日本語訳では、景気サイクル研究所となります。

同社の創設者のジェフリー・ムーア氏は、グリーンスパン前FRB議長の
経済学の恩師として知られています。

また、同社の設立目的は、米国の好不況サイクルを公式に認定する
全米経済研究所に先んじることだとされています。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/chartroom/ecriwli2000.html

を参照して下さい。

上記の先行指標では、量的緩和をしなくてはならないほど、
米国経済は疲弊していません。

人気に陰りの出たオバマ政権は、中間選挙では
大きく議席数を減らしそうです。

経済政策も上手く行っていません。
金融政策に比重がかかってきています。

量的緩和の規模に関心が移っていますが、
じゃぶじゃぶにすることは間違いないです。

ドル余剰は変化なしです。


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2010年11月02日 13:50記述


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