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2010年11月05日


鉄道貨物輸送


米鉄道協会(AAR)が発表した、10月30日で
終了した週の鉄道貨物量は、堅調維持です。

グロスは292,884車両で、前年比+6.3%でした。
複合一環輸送用の、インターモダルの貨物量は、
232,717車両で、前年比+14.2%でした。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/101105.html

を参照して下さい。

インターモダルが好調なのは、中国からの
輸入が最大の要因だと考えます。

米中の輸出入のパターンは、毎年春節で、
輸入が大きく減少し、クリスマスに向けての消費で、
夏くらいから大きく輸入が増加する傾向です。

インターモダルの伸びは著しいです。
米中の貿易戦争や、通貨切上げ要求は、
グラフからも頷けます。

しかし、人民元が高くなっても、
米国の貿易赤字はなくなりません。

クリスマスの消費が盛上らないと、在庫が増え、
来年初めの米国経済の伸びが止まります。

鉄道貨物を見ていると、FRBが前のめりになって
量的緩和を進める根拠に乏しいと思います。

バブルが好きな国民性なのでしょう。

経済成長を反映する貨物品目では、自動車関連は
好調です。

個人消費の中で大きなウェートを占めますので、
個人消費全体が伸びなければ、自動車以外の
消費が控えられる結果になります。

また、廃棄物関連の輸送量は経済活動の鏡です。
第2四半期までは、前年比で好調でしたが、
現状は昨年と同程度です。

今後この廃棄物関連輸送が対前年で、減少するような
ことになると、FRBの積極的な金融緩和は正当化されます。


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2010年11月05日 14:20記述


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