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2010年11月10日


米国消費動向


ショッピング・センター国際評議会(ICSC)が発表した
11月6日までのチェーン・ストア週間売上は、前週比+1.3%、
前年比+3.4%と大きく改善し、すこぶる好調です。

一方、レッドブック・リサーチ社の発表した同期の大規模小売店
売上は、前年比+2.6%と大きく変動しませんでした。

ICSCは、東海岸と南部に寒気が入り込み、秋冬物の売上が
好調で、今年の8月以来の伸びを示したと言っています。

レッドブックは気象には言及せずに、中間選挙は
小売業にはネガティブな影響があるとしています。
投票に行くことで、ショッピング・モール等に行く
時間が食われたと言うことでしょう。

このように、両者の言い分が食い違うことは
しばしばあることです。

前回も指摘しておきましたが、今年のハロウィンは
10月31日の日曜日でしたので、今週発表分は、
その影響で良い数字だったと思います。

また、米国3大ネットワークの一つABCニュースの
消費者快適指数の発表もありました。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/101110.html

を参照して下さい。

11月7日までの週間ABCニュース消費者快適指数は、
前週と変わらずの-46でした。

このところ、同指数は小動きで大きなトレンドの変化は
見当たりませんが、同指数が-40を下回るのは
133週連続となり、長期間低迷したままです。

以上をまとめると、消費者の心理状況はあまり好転せずに、
気温やカレンダー等で、個人消費が上下する状態が
継続している模様です。

しかし、この状況に少し変化の芽も現れて
いるのかも知れません。

いわゆる、「グリーン・シュート」でしょうか。
この言葉は、昨年景気が底打ちするころ使われた
言葉ですが、あえてこの時期使ってみました。

ギャラップ社の調査では、米国民の経済に対する
信頼感が11月には改善し、今年ベストの
水準になっています。

グラフは下段に載せておきますので参照して下さい。

理由はいろいろとあります。

中間選挙で、民主党が大敗し、共和党の政策が
重きを持つようになり、廃止予定だった
「ブッシュ減税」の継続の可能性が大きくなりました。

FRB(連邦準備制度理事会)の量的緩和で
株価が大きく上昇し、国民の懐具合が
暖かくなってきました。

先週発表された雇用統計のように、労働市場は
真冬ではなくなってきたこと等々です。

じゃぶじゃぶの金余り状態で、
株価は上昇して、消費者の心理状態は
今後とも少しは改善するのではないでしょうか。

過剰流動性相場です


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2010年11月10日 13:00記述


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