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2010年11月12日


ホテル産業先行指数


読者の方は、毎週発表されるホテル客室稼働率のレポートは
ときどき読んでいると思いますが、今日はホテル産業先行指数の
レポートをします。

この指数は、スミス・トラベル・リサーチ社とイー・フォーキャスティング・
ドット・コム社の共同調査で作成発表されています。

発表タイミングはまちまちで、毎月10日までには発表されるのですが、
先月はプレス・リリースがありませんでした。

今月は一昨日発表され、前々月分の9月の指数が出ました。
9月は前月比-1.1%で指数は113.3でした。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/101112.html

を参照して下さい。

指数は2000年を100として、9項目の指標を総合して
平均値が算出されています。

この指数は、ホテル産業の動向に4〜5ヶ月先行するとされています。
また、産業の好不況の転換点を早めに示唆するとされています。

とくに総合指数の中で、6ヶ月先の期待成長率をフォローすると、
その傾向がよく分かるそうです。

6ヶ月先の期待成長率の過去の実績は年平均約3.5%で、
米国のGDP成長率とほぼ同じです。

つまり、この期待成長率が3.5%を継続して下回ると、
ホテル産業は先行き景気悪化する可能性があるとされます。

9月の6ヶ月先の期待成長率は+1.8%で、8月の+5%から
大きく下落しました。

8月にはバーナンキFRB(連邦準備制度理事会)議長が、
議会証言で量的緩和の可能性を強く示唆し、
それ以降株式相場は9月に急上昇して、
米国は明るいムードになったのですが、
6ヶ月先の期待成長率は下落しました。

調査対象の9項目は、労働市場・週間ホテル滞在時間・ホテル収益性・
長短金利差・製造業新規受注・海外旅行客の将来需要・石油価格・
住宅市場・全米余暇バロメータ等です。

9月は上記9項目のうち4項目がプラスを記録しました。

年末のクリスマス商戦で、消費が盛上るかどうか、
FRBの金融政策の効果が出るか興味があります。


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2010年11月12日 11:30記述


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