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2010年11月19日


米国不動産市場動向


今週発表の米国不動産市場動向をまとめます。

10月住宅着工件数は大きく落ち込み51.9万戸で、
前月比-12%でした。

MBA(全米抵当貸付銀行協会)発表の週次の
住宅ローン申請件数は、全て前週比で、
購入指数は-5%、申請指数は-14.4%、借換指数は-17%と
惨憺たる数字でした。

9月コアロジック住宅価格指数は、8月の-1.1%に続き
-2.8%と下落が継続し、2006年4月のピークからは
29%以上も下落したままです。

この指数は最近ではFRB(連邦準備制度理事会)も
モニターしているようで、大切な指数になっていますが、
日本では、ケース・シラー住宅価格指数の方が、
名前が売れているようです。

その上、コアロジックの方が、発表タイミングが早く便利です。

全米建設協会からは、10月建設請求指数が発表されました。
発行される請求書の金額やタイミングやその他プロジェクト等を
指数化したもので、50が景況感の境目です。

10月の指数は9月の50.4から、48.7へ減速し、9月は
2008年1月以来50を上回ったのですが、1ヶ月間しか50以上を
キープできませんでした。

この指数は、建設支出や商業不動産市況に、半年から9ヶ月
先行すると言われています。

11月住宅市場指数は16と発表されました。
この指標はNAHB(全米住宅建設協会)と米銀大手の
ウェルズ・ファーゴ銀行の共同で調査・発表されています。

指数が50で住宅市場が中立を示すように指数化されていて、
16は住宅市場がかなり悪い銃応対であることを示します。

このように、住宅市場はダメです。
一部商業不動産市場の底打ちを言う調査機関もありますが、
全体としては力強くはないです。

住宅と言う、「アメリカン・ドリーム」が萎んでいる中で、
株式くらいしか資産効果を発揮するものはありません。

FRBは必死で、リスク資産を上げたいのです。
GM(ゼネラル・モーターズ)の再上場も成功し、
資本市場の利用の仕方が上手い国です。

今後は、金利上昇、株価上昇、ドル安がFRBの政策の
基本です。

相対的に力の落ちた基軸通貨国ですが、まだまだ、
健在のようです。

グラフは、コアロジック住宅価格指数
の全米州別グラフです。

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/101119.html

を参照して下さい。


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2010年11月19日 14:40記述


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