平松雄二の 株と為替に勝つ!
ホーム>まぐまぐ!過去のメルマガ>2010年11月24日
過去のメルマガ
2009年
2010年
チャートの小部屋
用語集
欧州信用危機小年表
まぐまぐ!過去のメルマガ
まぐまぐ!チャート

2010年11月24日


いよいよクリスマス消費シーズン突入


木曜日のサンクス・ギビングズ・デーから米国は
年末商戦に突入します。

しかし、昔と比べると年末消費だけが突出する
度合いが小さくなったと言われます。

その理由は、小売段階で在庫が増加することを嫌い、
なるべく早く資金回収しようとするので、
早めの値引きセールが行われることが多くなったので、
商品販売の山がなだらかになったからです。

また、インターネットの普及でより価格の安い商品を
検索して購入する消費者も増えていることも
その理由の一部だと考えられます。

昨日、ショッピング・センター国際評議会(ICSC)が発表した
11月20日までのチェーン・ストア週間売上は、前週比-0.6%、
前年比+2.8%と、先週までの比較では売上は不振でした。

これは、シーズン直前で消費が一瞬抑制されたためです。
ICSCではクリスマス消費は堅調だとしています。

一方、レッドブック・リサーチ社の発表した同時期の
大規模小売店売上は、前年比+2.5%とICSCとは
対照的に殆ど変動なしでした。

米国3大ネットワークの一つABCニュースの
消費者快適指数の発表もありました。

11月21日までの週間ABCニュース消費者快適指数は、
前週比変わらずで-47でした。
同指数は135週間連続で-40を下回っています。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/101124.html

を参照して下さい。

ここまでの個人消費を取巻く状況をまとめると、
例年クリスマス・セールに備えて、11月以降に臨時雇いを
増やす傾向の小売業は、10月に前倒しで雇用を増やしました。

ICSCに代表されるように、今年のクリスマス消費は、
かなり良い数字になると予想されています。

事実、商品の在庫を増やしている兆候もあります。
欠品することが、ビジネス・チャンスを逃す最悪のケースです。

失業率は高止まりしていますが、毎週発表される
新規失業保険請求件数は少し改善を示しています。

住宅市場はダメですが、資産効果のもう一つの柱である
株式市場はFRB(連邦準備制度理事会)の量的緩和に
支えられて好調です。

住宅ローン金利が下落したため、借換を行い(高金利の
ローンから低金利のローンへ)、消費に回せる資金が
増えています。

個人所得が大きく挽回していませんが、このような
理由で消費は底堅く推移しています。

年末商戦がどのようになるか興味深いです。


本メルマガはファンダメンタルズの情報提供をしています。
詳細な情報提供は、有料メルマガにて行っております。


2010年11月24日 13:00記述


                    ページ・トップへ     ホームへ