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2010年11月29日


シカゴ連銀CFNAI


シカゴ連銀から10月のCFNAIの発表がありました。

この指数は、毎月第4月曜日に同連銀から発表され、
Chicago Fed National Activity Indexの頭文字で、
CFNAI(シフナイと発音します)と呼ばれています。
シカゴ連銀全米活動指数のことです。

10月は-0.28で、9月の-0.52から改善を示しています。
生産指数と労働市場の改善がプラスに寄与して、
消費と住宅市場が依然としてマイナスに作用しています。

同時に、月々の数字の振れを抑制するために、
全体の傾向を見る3ヶ月移動平均値は-0.46となり、
9月の-0.33から低下して、2009年11月以来の
悪い結果となりました。

指数は、85種類に及ぶ全米の月次経済指標を
加重平均して算出しています。

指数には工夫が凝らされていて、指数が「±0」で、
過去の経済成長トレンドと等しい経済成長スピードを、
示すように調整されています。

プラスの数値で米国経済は、過去の成長トレンドよりも
早いスピードで拡大していることを示し、
マイナスの数値で過去のトレンドを下回る
経済成長になっていることを示します。

85種類の経済指標は、大きく4分類されています。
生産と所得、雇用と労働時間、個人消費と住宅建設、
販売受注及び在庫の、4種類になっています。

GDPは3ヵ月毎に発表されて、その後改定値が
発表されますが、CFNAIは毎月発表されますので、
ざっくり言って、早めのGDPと考えられます。

3ヶ月移動平均値が良くなかったことは、10月まで
5ヶ月連続して過去のGDP成長トレンドを下回っている
ことを示していますので、大まかに言って、成長率は
+2.0%前後辺りでしょうか。

グラフは、

http://www.yuji-hiramatsu.com/maguchart/101129.html

を参照して下さい。

将来のインフレの可能性が極めて低いことを教えてくれる
CFNAIの内容だと、シカゴ連銀は説明していますが、
量的緩和をするために誇張している感じもします。

お金をじゃぶじゃぶにして、クリスマス消費を官民で
盛り上げようと腐心しています。


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2010年11月29日 11:00記述


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