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2010年12月29日


堅調なクリスマス消費の後


米国はクリスマス後、北東部は吹雪に見舞われました。
アフター・クリスマス・セールは、年間で5指に入るほど、
消費者が買い物をする時期ですが、今年の客足は
少なくなったと思います。

しかし、好調な個人消費を背景に、アフター・クリスマス・
セールで買い物ができなかったものの、時期をずらして
買い物をすると小売業界では見ているようです。

ショッピング・センター国際評議会(ICSC)が発表した
12月25日までのチェーン・ストア週間売上は、
前週比+1.0%、前年比+4.8%と、素晴らしい数字です。

また、レッドブック・リサーチ社の発表した同時期の
大規模小売店売上は、前年比+4.6%とICSC同様に
素晴らしい数字です。

米国3大ネットワークの一つABCニュースの発表では、
12月26日までの週間ABCニュース消費者快適指数は、
前週から3ポイント悪化して-44となりましたが、
先行きに明るさを感じさせるとしています。

今年の年平均は-46と良い数字ではありませんが、
昨年の-48よりは改善して、2006年以降初めて、
対前年で良くなりました。

小売業が在庫を抱えることを気にしていたため、
在庫切れで欠品している商品が多いと聞きます。

現在まで入手できている売上データには、隠れた
将来の消費が潜んでいる可能性があります。

欠品のため、消費者が買いたいものが買えずに、
品物が補充されるのを待っている可能性があります。

もし、そうだとすると、年明け以降の個人消費も
堅調さを維持するかも知れません。

当然のことですが、消費の源泉は所得です。
所得と消費を比較して、所得が少ない場合は、借金して
消費するか、消費を節約するかの二者択一です。

リーマン・ショック後は、後者でしたので、結果として
借金を返済し貯蓄率が上昇しました。

基本的に米国は過剰消費体質ですから、前者の借金して
消費することに夢中です。

雇用さえ安定増加すれば、安心して借金して消費します。
現時点では、株価上昇に伴う資産効果と、ブッシュ減税延長の
消費押上げ効果です。

雇用が安定増加するまで、量的緩和を続け、2つのエンジンで
米国経済を浮上させようとしています。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2010maguchart/101229.html

を参照して下さい。


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2010年12月29日 11:30記述


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