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2011年01月11日


アルトス10都市住宅価格総合指数


12月の米国住宅価格は、引続き下落傾向です。
アルトス・リサーチ社から、米国10都市住宅価格が
発表されました。

価格は44万8966ドルで前月比-1.63%でした。

アルトス・リサーチ社は2005年設立のリアル・タイムの
不動産価格調査会社です。

この指数は、国勢調査で用いられる大都市圏の
主要都市である、ボストン・シカゴ・ニューヨーク・
ロサンゼルス・サンディエゴ・サンフランシスコ・マイアミ・
ラスベガス・ワシントンDC・デンバーの10都市の
一戸建て住宅価格で構成されています。

タウンハウスやマンションや新築一戸建て住宅等の
価格は除かれています。

12月の価格下落が顕著だった都市は、サンフランシスコ・
サンディエゴ・ミネアポリスでした。

12月は季節的に不動産取引が低調になり、価格が
下落する傾向にあります。
そのため、今回のデータはそれほど深刻に捉える
必要はなさそうです。

在庫が前月比-5.89%と減少していることは、住宅市場に
悪いニュースではありません。

住宅価格も通常のモノと同じように需要と供給の
関係で決定されますから、需要が一定だとすると、
供給が減ることにより、価格上昇の要因になります。

住宅市場の供給は、新規建築・中古住宅売却及び
金融機関による担保物権の売却です。

住宅ローン返済遅延で、金融機関は住宅差押さえを
実施しますが、この違法性が報道されて久しいです。
先日も、マサチューセッツ州最高裁で銀行が敗訴し、
しばらく差押さえが抑制されそうです。

短期的に見れば、住宅市場の根本問題が解決された
訳ではありませんが、供給が減少して、住宅価格が
上昇する要因となりそうです…。

グラフ

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110111.html

を参照して下さい。

新たに売りに出した物件価格と全体の中央値の違いを
見たグラフです。

毎年初の全体価格は下落傾向で、新規売却価格も
下落傾向ですが、下落幅が大きいのが分かります。

その後、暖かくなり季節的要因も重なり回復しています。
とくに税制の後押しがあった昨年と一昨年は
年央に向けて回復しました。

今年は税制のサポートはありませんので、実力で回復する
しかありませんので、米国経済の底力が分かります。


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2011年01月11日 10:20記述

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