平松雄二の 株と為替に勝つ!
ホーム>まぐまぐ!過去のメルマガ>2011年01月17日
過去のメルマガ
2009年
2010年
チャートの小部屋
用語集
欧州信用危機小年表
まぐまぐ!過去のメルマガ
まぐまぐ!チャート

2011年01月17日


セリディアンUCLA景況指数


UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)と
セリディアン社が共同で、毎月中旬に発表している
米国の物流の現状を知る手がかりとなる指数の
解説です。

12月の指数は前月比+2.4%と大幅な上昇を
示して、米国経済は拡大しています。

この指数は、リアル・タイムのディーゼル油消費量の
動向を計測して、経済活動を分析しようとするものです。

FRB(連邦準備制度理事会)が毎月発表する
鉱工業生産指数に先行することを目指しているようですが、
まだ歴史の浅い指標で、鉱工業生産指数との月々の
乖離は比較的大きいです。

そのため、他の輸送データと合わせて使用すると、
誤差を縮小できるのではないかと思います。

しかし、鉱工業生産のみでなく、産業景気全体との
関係も深いと考えられます。

ディーゼル油の消費量は、物流の要であるトラック輸送の
多寡を端的に示します。

トラック輸送は、米国の輸送量全体の70%近くを
占めている重要な分野です。

トラック輸送は、鉱工業生産のみでなく、小売業の物流や
製品や原材料の輸出入の動向にも大きく左右されます。

指数は秋口に3ヶ月連続して下落し、経済成長に
小さな疑問符がつきましたが、FRBの量的緩和第2弾の
好影響で、景気は拡大し12月指数は2010年最高値と
なりました。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110117.html

を参照して下さい。

米国経済は12月辺りが超目先のピークをつけた
可能性があります。

最近の経済指標は、事前予想値に届かないものも
増えてきました。

その上、前回の数値よりも悪化するものも出てきました。

米国株は絶好調で、調整する気配は微塵もありませんが、
このようなときに、市場参加者の心の隙間に、
魔が差すことがあります…。


本メルマガはファンダメンタルズの情報提供をしています。
詳細な情報提供は、有料メルマガにて行っております。


2011年01月17日 09:45記述


                    ページ・トップへ     ホームへ