平松雄二の 株と為替に勝つ!
ホーム>まぐまぐ!過去のメルマガ>2011年01月19日
過去のメルマガ
2009年
2010年
チャートの小部屋
用語集
欧州信用危機小年表
まぐまぐ!過去のメルマガ
まぐまぐ!チャート

2011年01月19日


米電力フラッシュ


エネルギー省エネルギー情報局から発表される、
発電量や販売量の統計について解説します。

米国は広大な国土ですから、同省が毎月、全米の
発電所のうち約450前後と、1600余りの工場を
サンプル抽出して、全米の発電量や消費電力量等を
推計しています。

景気が消費電力に影響を与えることは当然ですが、
天候も消費電力に大きな影響を与えます。

気温が高いと冷房の、気温が低いと暖房の需要が
多くなりますが、例年との比較で暖かいか寒いかでも、
消費量に差がでます。

10月のデータでは、米国の気温が通常年よりも
低かったので、冷房需要が減少しているとのことで、
景気が拡大している割に、消費電力は前年比での
増減が殆どありませんでした。

しかし、エネルギー・コストが上昇していることもあり、
電力料金は前年比で+1.8%でした。

消費電力が前年比増減がなかったため、当然発電量も
変動していません。

内訳は全て前年比で、石炭火力発電が-4.2%、
天然ガス発電が+5.6%、石油火力発電が-36.8%でした。

米国では石炭火力発電は一番大きなシェアを占めていて、
天然ガスと原子力発電が続きます。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110119.html

を参照して下さい。

電力使用量は、夏と冬が多くなり、夏の方がより
消費する傾向があります。

一般家庭の電力消費は規則的に変動し、景気には
それほど大きな影響は受けません。

商業施設と産業消費は、当然、経済変動の影響を
受けますが、商業よりは産業使用量の方が、
より大きな影響を受けると見て取れます。

2年前オバマ大統領が就任直後はやされた、
グリーン・ニューディール政策は聞こえなくなりました。

エタノール等食料をエネルギーに転換する流れも、
穀物価格や国際商品価格が高騰しているので、
あまり聞かなくなりました。


本メルマガはファンダメンタルズの情報提供をしています。
詳細な情報提供は、有料メルマガにて行っております。


2011年01月19日 09:15記述


                    ページ・トップへ     ホームへ