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2011年01月21日


米国のガソリン価格


読者の方もよくご存知だと思いますが、米国は車社会で、
ガソリン価格は米国民にとっては税金と同じです。

毎月チェックしている、CPI(消費者物価指数)や、PPI
(生産者物価指数)では、FRB(連邦準備制度理事会)や
エコノミストは、月々の変動を避けるために、エネルギーや
食料品価格を除いた、コア指数を注視しています。

しかし、数字の遊びを止めるべきだと思っています。
人間が生活するには、食料品は非常に重要です。
車に乗らない人は殆どいない米国ではガソリン価格は
非常に重要です。

恐らく、FRBやエコノミストは個人消費支出の割合で、
食品とガソリン等のエネルギー支出がそれほど大きくないと
考えているからだと思いますが、米国民の生活実態が
変化している現在、決してその2つの支出は小さくないです。

日本でもアメリカでも、政治家や国家公務員等は、
国民生活の痛みが理解できない構造的な欠陥の中に
生まれ、そして自己増殖するものです。

最近のガソリン価格高騰は、かなり厳しいものがあります。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110121.html

を参照して下さい。

物流の基本であるトラック輸送で必要なディーゼル油の
高騰も大きいです。

直近で、ガソリン価格とディーゼル油価格がピークを
つけたのは、2008年です。

住宅バブルが旺盛で、経済成長が高かったので、
ガソリン価格やディーゼル油価格が高くても、高い
経済成長がそれらを希薄化していましたが、
正当化できませんでした。
高成長は長続きしませんでした。

今も同じだと思います。
米国経済のボディー・ブローです。
今のガソリン高とディーゼル油高は、個人消費や
経済を疲弊させると思います。

現時点の米国経済はそれほど強靭ではありません。

毎週発表されるガソリン価格やディーゼル油価格は
今後重要度が増すものと考えます。


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2011年01月21日 09:00記述


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