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2011年02月18日


11月航空輸送統計


米運輸省交通統計局が発表した昨年11月の
統計によると、米国航空会社を利用した国内線
国際線定期便の乗客数は58.1百万人で、
前年比+6.1%と好調でした。

この前年比増加率は、2007年8月以来の大きな
増加率で、米国経済は人の動きもかなり活発に
なっていることが分かります。

しかし、2年前のリーマン・ショック直後の2008年
11月との比較では+7.4%と増加を示してはいますが、
今回の大不況前の207年11月との比較では-6.1%と
減少しています。

株式市場と同じように、航空旅客数はリーマン・ショックを
乗越えましたが、住宅バブルは乗越えていません。

また、国際線の方が国内線よりも利用客数の伸びが
大きく、世界各国から米国へ人を引き寄せています。

これは、米国の財政赤字に伴う海外中央銀行の
米国債購入や、米国株式購入と同じように、安いドルや
表面的に好調な企業決算やファンダメンタルズが
磁石となってお金と人を引き付けている様です。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110218.html

を参照して下さい。

今後は、季節性も考慮すると、旅客数は減少します。
とくに今年の冬は大雪で飛行場の閉鎖やフライトの
キャンセルが多く発生しています。

しかし、米国経済に変調が訪れない限り、春以降の
旅客数の伸びは大きくなり、もしかすると住宅バブル
最盛期のレコードを抜くことも考えられます。

9%以上の失業率で、過去最低レベルの住宅市場の
経済指標が多発している中で、米国経済の底力を
感じざるを得ません。

勿論、発表される経済指標やデータが正しいものと
考えざるを得ないことも事実で、例え、サンプル調査に
誤差が多く、政治的に数字が多少修正されていても、
中国の発表するものよりは正しいのだろうと考えています。

また、航空会社別の統計では、サウス・ウェスト航空が
首位に返り咲き、年初来の累計ではデルタ航空がトップに
たっています。

空港別統計では、国内線利用旅客数が多い、
アトランタ空港が首位で、シカゴのオヘア空港が2位に
なっています。


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2011年02月18日 09:00記述


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