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2011年03月01日


1月シカゴ連銀全米活動指数


シカゴ連銀から1月のCFNAIの発表がありました。

この指数は、毎月第4月曜日に同連銀から発表され、
Chicago Fed National Activity Indexの頭文字で、
CFNAI(シフナイと発音します)と呼ばれています。

月次データでは1月は-0.16で、12月の+0.18から
残念ながらマイナス領域に戻りました。

後述しますが、1月は4大分類のうち3分類は
プラスだったのですが、消費と住宅市場がマイナスに
作用して、全体が小幅のマイナスとなりました。

月々の数字の振れを抑制するために、全体の傾向を
3ヶ月移動平均値で捉えています。
1月分の3ヶ月移動平均値は-0.10となり、
12月の-0.14から改善しました。

グラフは、

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110301.html

を参照して下さい。

指数全体には、マイナスに寄与した、消費と住宅市場も、
個別で見ると、この5ヶ月で初めて改善したことは
忘れてはならない点だと思います。

しばらくは住宅市場が改善することは困難ですが、
現時点からさらに悪化を継続することはなさそうだと
言えます。

つまり、住宅市場は既に二番底を経過中で、底這い状態が
しばらく続く可能性が高いのではないかと考えます。

シフナイは、85種類に及ぶ全米の月次経済指標を
加重平均して算出しています。

指数には工夫が凝らされていて、指数が「±0」で、
過去の経済成長トレンドと等しい経済成長スピードを、
示すように調整されています。

プラスの数値で米国経済は、過去の成長トレンドよりも
早いスピードで拡大していることを示し、
マイナスの数値で過去のトレンドを下回る
経済成長になっていることを示します。

85種類の経済指標は、大きく4分類されています。
生産と所得、雇用と労働時間、個人消費と住宅建設、
販売受注及び在庫の、4種類になっています。

GDPは3ヵ月毎に発表されて、その後改定値が
発表されますが、CFNAIは毎月発表されますので、
ざっくり言って、早めのGDPと考えられます。

昨年末は消費が大きく盛り上がりましたが、今年に
入り大雪が降り、天候要因で消費や生産が
前期に比べて少しだけ芳しくないことが、このシフナイで
把握できたと思います。

2月に入ってからの生産指数は絶好調で、消費も
悪くない状況ですから、次回のシフナイは良い数字が
発表されるのではないかと思います。

現在の米国の死角は、商品価格の上昇=エネルギー
価格の上昇が最大の死角だと思います。

また、民主化の流れで中近東政策を長期間、間違えている
米国のもう一つの死角はその地域にもあります。

派生的に言えば、米国内のテロ行為も、経済の
ファンダメンタルズ以外の、死角でしょう。


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2011年03月01日 09:00記述

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