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2011年03月16日


セリディアンUCLA景況指数


UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)と
セリディアン社が共同で発表している、米国の
物流の現状を知る手がかりとなる指数です。

この指数は、FRB(連邦準備制度理事会)が
毎月発表する鉱工業生産指数に先行することを
目指しているようですが、まだ歴史の浅い指標で、
鉱工業生産指数との乖離は比較的大きいです。

そのため、他の輸送データと合わせて使用すると、
誤差を縮小できるのではないかと思います。

しかし、鉱工業生産のみでなく、産業景気全体との
関係も深いと考えられます。

この指数は、リアル・タイムのディーゼル油消費量の
動向を計測して、経済活動を分析しようとするものです。

ディーゼル油の消費量は、物流の要であるトラック輸送の
多寡を端的に示します。

トラック輸送は、米国の輸送量全体の70%近くを
占めている重要な分野です。

また、トラック輸送は鉱工業生産のみでなく、小売業の物流や
製品や原材料の輸出入の動向にも大きく左右されます。

2月の指数は前月比-1.5%と大幅な下落を示し、
前月の-0.3%と合わせると、昨年12月の大幅上昇
+1.8%を打ち消す形となりました。

ニューヨーク連銀やフィラデルフィア連銀、及び供給管理
協会の発表する製造業関連指数は2月も引続き好調を
維持していましたので、この指数の大幅下落は驚きです。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110316.html

を参照して下さい。

FRBから発表される2月鉱工業生産指数は、
この指数が先行するとすれば、マイナスを
記録するのですが、事前予想は前月比+0.6%と
プラスです。

2月時点でも、ガソリン価格やディーゼル油価格は
上昇していましたが、3月に入っても高騰を継続です。
消費や物流にマイナスに働かなければ良いと思います。

また、直接的な要因ではないかも知れませんが、輸出入で
使用されるインターモダルと言う複合型一貫輸送のコンテナ
取扱量が多いため、ディーゼル油の消費量が相対的に
減少しているのかも知れません。


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2011年03月16日 09:00記述

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