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2011年03月22日


デューク大学CFO調査


米国のデューク大学とCFOマガジン社が、14年以上
継続実施している、企業の財務責任者に雇用や賃金等、
見通しを調査したものを、四半期毎に発表しています。

今回は03月上旬に実施されたCFOのマインド調査です。
CFOとはChief Finance Officerの略で、企業の
財務責任者のことを言います

調査対象のCFOは合計854人で、512人が米国、
126人が欧州、132人が中国を除くアジア、84人が中国です。

上場会社から未上場会社、大企業から中小企業、
そして業種は広範囲にわたっています。

CFOの楽観度は2007年初め以来の増加を示しています。
企業収益や資本支出も増加するだろうと予想しています。
また、増配を検討しているようで、調査開始最大の比率です。

反面、雇用は全体的に緩やかな増加としていますが、
エンジニア・金融・会計・IT企業等はその中でも、増大が
顕著なようです。

前回12月の調査では、懸念材料とされていた物価下落
圧力が反対になり、インフレを心配している節があります。

CFOの中には4%のインフレで企業収益の半分が
飛んでしまうと考えている人もいます。

資金繰りや銀行の融資姿勢も緩和されているようですが、
企業収益が1億ドル(約80億円)未満の小さい会社では
依然、信用状況は厳しいようです。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110322.html

を参照して下さい。

デューク大学のジョン・グラハム教授は、米国経済に対する
楽観度が上昇しているときは、歴史的に見て1年以内に
より大きなGDP(国内総生産)成長率と資本支出と雇用に
結びつくと言っています。

しかし、CFOマガジン社のケイト・オサリバン氏は、米国企業の
採用方針では今年の失業率を、9%を大きく下回るレベルにまで
持って行くには力不足で、リセッション前の雇用水準に戻るには、
さらに、後数年かかるのではないかとしています。


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2011年03月22日 09:00記述

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