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2011年04月26日


レーダーロジックRPX月間住宅市場レポート


レーダーロジック社から2月の住宅市場レポートが
発表されました。

同社のデータは、米住宅都市開発省が使用している
ことでも知られていて、不動産投資のリスク・ヘッジを
提供する金融デリバティブ商品である、RPXの
算出の基礎となっています。

RPXは、Residential Property Indexの略で、
全米25主要都市の住宅価格を日々計算して
市場指数として公表しています。

この毎日のデータを、月次報告の形式にしたものが
RPX住宅市場レポートです。

1月に住宅バブル崩壊後の安値を更新しましたが、
2月も継続して安値更新です。

指数は前月比-0.7%下落し、前月比で-4.3%下落です。

指数は2003年3月の水準にまで下げ、2007年6月
8日の高値からは36%も下落したことになります。

グラフは

http://www.yuji-hiramatsu.com/2011maguchart/110426.html

を参照して下さい。

春には不動産の買いが入りやすく、季節性から一般的に
住宅価格の上昇が考えられます。

同業他社も価格上昇を想定しているところが普通です。

同社も、数ヶ月は上昇傾向になると想定していますが、
他社よりは厳しく見ているようです。

銀行の不動産融資姿勢は依然厳しく、返済不能による
差押えは大きく減少せず、銀行による担保物件の
処分売りは一向に止まりません。

そのため、住宅供給は減少せず、住宅価格の将来の
動向に不安を感じる消費者が多く、住宅市場は
下げ圧力に晒されると考えています、

投資会社による処分物件の購入や、全額を現金で
購入する買い手の比率が高くなっているようですが、
このことも、逆説的に住宅市場に消費者の広範囲の
購入が少ないことの証拠です。

同社はケース・シラー住宅価格指数の予測もしています。
先月は10都市総合指数を155と、20都市総合指数を
141と、それぞれ予測しましたが、実際は10都市指数が
154.65で、20都市指数は140.86でした。

かなりの精度だと思います。

今月分の予測は10都市指数を153、20都市指数を
139としています。

ケース・シラー住宅価格指数の下落は止まりません。
しかし、住宅市場の悪さは既に市場に織込み済みです。

市場には免疫ができているようです。
株式相場は堅調を維持しています。

個人的には警戒していますが…。


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2011年04月26日 09:00記述


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